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那覇市の市蝶「オオゴマダラ」の黄金に輝くサナギ

那覇市の市蝶「オオゴマダラ」の黄金に輝くサナギ

沖縄県石垣市や宮古島市、那覇市の「市蝶」に指定されている「オオゴマダラ(大胡麻斑)」。日本のチョウの中では、モンキアゲハとナガサキアゲハと並び最大級の大きさを誇ります。サナギは宝石のような黄金色です。

 

南西諸島にしか生息しない蝶「オオゴマダラ」

オオゴマダラ

南西諸島にしか生息しない蝶「オオゴマダラ」。日本の中では最大級の蝶といわれています。羽を広げると13センチ~15センチにも及ぶ大きさ。白黒のまだら模様が特徴的で、蛹(サナギ)が金色になることでも知られています。

 

幼虫➡蛹(サナギ)➡ふ化➡成長

オオゴマダラの幼虫

虫が苦手な方はごめんなさい。こちらがオオゴマダラの幼虫です。体調は7センチほどで頭部と尾部に黒い角が生えているのが特徴です。

オオゴマダラの食草

オオゴマダラの幼虫は、「ホウライカガミ」という草を食べますが、ホウライカガミには毒があり、オオゴマダラは幼虫の時期に体内にその毒を取り入れ、捕食者から身を守っていると言われています。

オオゴマダラのさなぎ

幼虫から宝石のように輝く黄金色のサナギへ。サナギが金色の理由も、毒を持っていることを捕食者に知らせるための警告色ではないかと考えられています。しかし、逆に金色の方が周囲の環境に溶け込んで見えづらいのではないかとも考えられており、実際どのような機能があるかはいまだ謎。

ただ毒があるとは言いましたが、幼虫や成虫を人が触ったりしたところで害はないのでご安心を。

オオゴマダラ

そしてふ化して成長した「オオゴマダラ」です。白と黒のコントラストがとても美しいですよね。その美しさから「南国の貴婦人」とも呼ばれますが、ヒラヒラというかふわふわと飛ぶ姿が、まるで新聞紙が風に舞い飛んでいるようにも見えるので、「新聞蝶」とも呼ばれる事もあります。

 

 

オオゴマダラは全部が白黒?

白と黒のコントラストが美しいオオゴマダラの羽。

でも実は胴体も顔も手足も白黒なんです!シマウマみたい(笑)

 

6/23慰霊の日には平和祈念公園で放蝶

現在オオゴマダラは減少傾向にあるため、オオゴマダラが好んで食べる「ホウライカガミ」を植樹したり、各地で放蝶をしています。

毎年6月23日の「慰霊の日」は、平和祈念公園でも放蝶が行われます。6月23日は沖縄戦が終結した日にあたり、平和祈念公園では、沖縄全戦没者追悼式が行われる場所です。

2017年3月までこの平和祈念堂を管理する、沖縄協会の専務理事をされてきた比嘉さんは、オオゴマダラの放蝶をはじめ、平和祈念公園のすぐ裏にある「清ら(ちゅら)蝶々園」の裏山全体を、オオゴマダラが一年中飛び交う場所にして、沖縄戦で亡くなられた方の慰霊をしたいと仰っていました。

一年中、オオゴマダラは観る事ができますが、漫湖公園内にある「ちょうちょガーデン」や本部にある「竜宮城蝶々園」、そして平和祈念公園裏の「清ら蝶々園」で、オオゴマダラの生態を観察してみてくださいね!

★平和祈念公園に舞う沖縄だけに生息する蝶「オオゴマダラ」の記事はコチラ

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。

 

【平和祈念堂・清ら蝶園】

住所:沖縄県糸満市摩文仁444 ☎098-997-2765

入場料:大人450円  中人(中学、高校生)350円  小人(小学生以下)無料

営業時間: 午前9時~午後5時 年中無休

沖縄県平和祈念財団のHPはこちらです。平和祈念公園全体の情報が手に入ります。

沖縄大好き ケコ

「てぃーだかんかんブログ おきなわラブな人たちのためのブログ」インスタグラムなどで、沖縄大好きを発信中! 2016年、泡盛マイスターの資格を取り、国際通り屋台村 「島酒と肴(しまぁとあて)」でその実力を発揮、FM那覇にて居酒屋風ラヂオ「イザラジ」のパーソナリティを務める。Sunking Leather Craft代表。福岡県出身。

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