2020年は中止になった「一万人のエイサー踊り隊」が、2021年は8月1日(日)にオンラインイベントとして開催されます。テーマは「守るべきもの」「育てるべきもの」「伝えるべきこと」そして未来へ。沖縄に来れなくても、オンラインで全国どこからでもエイサーを観ることが出来て、さらに今までは知らなかったエイサー演者や支えるスタッフの想いや苦労など、裏話も聞けるかも!
目次
【一万人のエイサー踊り隊「守るべきもの」「育てるべきもの」「伝えるべきこと」そして未来へ】
実施期間 : 2021年8月1日(日)
実施時間 : 12時~16時予定
実施内容 :一万人のエイサー踊り隊公式YouTubeにて配信
◆一万人のエイサー踊り隊公式YouTubeはコチラ(随時更新中)
<オンライン開催内容>
今年のオンラインでの開催の説明や各動画の見どころを沢山の出演者とお伝えします。
琉球國祭り太鼓の演目である「ウミワタリ」をみなさんに踊って頂き、その動画を投稿していただいたものをまとめて編集し、公開します。エイサーの面白さを知ってもらうきっかけにすることと、エイサーを通じて、踊っている皆さんの笑顔を世界中に届けます。振付の解説動画は、沖縄が誇るVTuberの「根間うい」に出演してもらい、お子様でも参加しやすくなっています。
8月1日13時30分~「世界スペシャルページェント」を開催。2009年から行われている「琉球國祭り太鼓」さんの県内外と、世界中の約80支部のメンバーをオンラインで結び、話題曲4曲を同時に演舞します!世界がエイサーで繋がる瞬間をお見逃しなく!
そして創作エイサーの源流である琉球國祭り太鼓の魅力を、根間ういが掘り下げます。泊大橋での2300人演舞や、世界中の支部を繋いだ世界同時演舞の裏話などを配信。
一万人のエイサー踊り隊の誕生秘話や、歴史を伝えるトーク配信、伝統エイサー・創作エイサーをはじめ、歴代のレジェンドや若手のホープの話を交えながら座談会、自身もエイサー団体を持つ演芸集団FECのエイサーにかける想いなど、エイサーに関わる人々の想いを配信。
伝統エイサー・創作エイサーそれぞれ数団体をピックアップし、演舞やその団体の地元の魅力、スタッフの裏話など、団体の魅力を伝える動画を配信。
琉球國祭り太鼓の世界同時演舞の中継をはじめ、無観客でのエイサー演舞中継、応援アーティストのコラボエイサーなど本来の開催日であった8月1日にたくさんのエイサー動画をお届け。
以上の動画は、公式YouTubeで中継または公開し、アーカイブとしてどなたでも観れます。
沖縄の伝統芸能である「エイサー」ですが、始まりは戦前の那覇の城下町、首里だといわれています。念仏踊りが庶民に浸透し、沖縄全島に広まっていきました。しかし戦後、焦土と化した沖縄では、エイサー文化は衰退してしまいましたが、1960年代から沖縄市を中心に「全島エイサー祭り」を行い、沖縄のエイサー文化は復活しました。今では沖縄県民に広く親しまれ、伝統芸能としても、島人の心を癒し、奮い立たせるものとして広く浸透しています。
エイサーといっても、大きく分けると「伝統エイサー」と「創作エイサー」の2つに分けられます。各地の青年団が行う「伝統エイサー」は各地域に根差し、旧盆の時期に自分たちの街を練り歩く「ミチジュネー」を行います。自分の地域の家々に「嘉例(カリー)をつける」ため、練り歩きます。ちなみに嘉例をつけるとは「縁起を担ぐ」という意味。「子供が生まれた」「家を新築した」「今年が初盆」など、人生の節目を迎える家を周り、想いを込めて演舞します。
「一万人のエイサー踊り隊」は、毎年8月の第1日曜日に那覇国際通りで行われる、県内最大級のエイサーのお祭りです。エイサーを次の世代に伝えていくために一助となり、エイサーの未来へ繋がる舞台となるよう1995年に始まり、2019年に25回目の節目を迎えました。毎年一般公募で集まった1000人の踊り手によるパフォーマンスをはじめ、県内各地の約70の青年会や子供会による勇壮な舞いが那覇国際通りを埋め尽くします!しかし2020年はコロナ禍のためイベントが中止に。2021年も中止の予定でしたが、オンライン開催になり、オンライン配信なので、全国どこにいてもエイサーを観る事ができますね!
◆一万人のエイサー踊り隊公式YouTubeはコチラ(随時更新中)
★本場のエイサーを見よう!夏のエイサーイベント一覧!2019の記事はこちらです。