沖縄自動車道の終点許田ICから少しだけ恩納村側に入った場所にあり、海上アスレチックも完備した喜瀬ビーチにあるのが、「かねひで喜瀬ビーチパレス」。最近改装をしているので、雰囲気の良い穴場的ビーチリゾートです。
思わず「わぁ!」と声がでてしまう解放感のある吹き抜けのロビー
大きな窓がまるで額縁のように外の青い海と遠くに見える本部半島を切り取っています。フロントに行くのを忘れて引き寄せられるように窓辺に近づく私に
「マーコさん! うちのホテル、綺麗になったでしょ!?」と顔見知りのホテルマンが声をかけてくれました。
「別のホテルみたい!?」
「あ!?失礼過ぎ!?(笑)」と二人で大笑い。
喜瀬ビーチホテルは、西海岸リゾートエリアの北の端に位置する、規模としては中規模のどちらかと言えば築年数の経ったホテルです。近年の沖縄リゾート建設・リブランドラッシュのなかでは、正直なところ埋もれがちなホテルでしたが、リニューアルしてびっくり!!生まれ変わりました!ほんとに。
大人も大はしゃぎ!海上アスレチックのあるホテル・ビーチ5選!の記事はコチラです。
宝物を見つけたような喜びとともに館内を案内してもらいます。お部屋はシックに様変わりしました。
絨毯は大きな模様が描かれた落ち着いた色調
ベッドカバーは少し照りのある白で、その上にベッドスローがかけられてるデュベスタイル。最近は分厚いベッドスプレッドをかけずに清潔感のある白のベッドカバーを出しているこのスタイルが多いですね? しかもこの白のベッドカバー。よく見ると沖縄の伝統的な「ミンサー」の模様が織り込まれています。五と四の模様が交互に編まれた、あれですね。シックな中にも沖縄らしさを感じることができます。
そして、シンプルにベッドサイドライトが埋め込まれた壁にはもう一つ秘密が。
今日日ひとり一つは欲しい、そして、枕元に欲しい、充電用コンセント。
この写真でははっきり写っていませんが、ライトの横が少し奥まっていて、そこにコンセントがあります。露骨に見せずに、スマートに便利。ニクイねえ、喜瀬ビーチパレス。
そしてさらにニクイのが、三名一室でつかった場合にエキストラベッドの頭が来る場所にも、ちゃんとコンセントが!!これで、女子三人旅でもケンカしなくて済みますね!
このもうひとつベッドについて。二つのベッドの間のナイトデスクは移動式。ですので、ベッドを二つひっつけることができ、小さなお子さん連れでもお子様のベッドからの転落を防ぐこともできます。心遣いの行きとどいた配置ですね。
バストイレは別ではありませんが、広々とした配置で、
部屋との間はガラス窓になっていますので、(ブラインドはありますよ、もちろん)窮屈さはなく開放的。
お部屋はほぼすべてが海側に面していて、テラスからはこんな風景が!
解放感たっぷり、空と海の青に癒されます。
大型のリゾートホテルの中には、オーシャンビューではあるけれど、奥まっていて海までの距離がある場合もありますが、ここはもう、バーン!と海です。
ディナータイムにオープンする1階のダイニング「喜瀬のちんぼーら」へ 屋内空間から続くテラス席の先には真っ青な海。夕方にはサンセットを眺めながらのテラスバーベキューが可能です。
テラス席は夏の期間、ランチの運用も検討中とのことで、海からすぐに冷たいビール!なんてことも可能になるかも。 海沿いのホテルの中でも、これほど海を近くに感じられるホテルは他にあまりないのではないでしょうか?
喜瀬ビーチパレスは、いわゆる沖縄本島のリゾートエリア「恩納・読谷エリア」より北に位置し、那覇から遠い印象がありますが、沖縄唯一の高速道路の北端のインター「許田IC」からは最も近く、高速を使えばむしろ、どのインターからも距離がある恩納エリアよりもスムーズに着いた印象です。
美ら海水族館へも近く、リゾート&北部観光に向いていると思います。
冒頭に書いたとおり、正式なリニューアル完了は2017年の7月。
ぴっかぴかの新品のお部屋を利用することができます。これほどのリゾートなら人気が出ること間違いないので、「先取り」できますね。
今回は見学だけでしたので、次回は是非宿泊して、海近くのテラスでビールをぐびっと行きたいものです。
<採点>
立地 ★★★★★
おしゃれ度 ★★★★☆
解放感 ★★★★★
便利度 ★★☆☆☆
価格帯 中
客層 ファミリー
インバウンド 低 ※海外からのお客様の割合の印象です。