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「泡盛酒場ほたる橋」は、全酒造所の泡盛が揃う至福空間とおもてなし

「泡盛酒場ほたる橋」は、全酒造所の泡盛が揃う至福空間とおもてなし

那覇市大道にある「泡盛酒場ほたる橋」は、創業13年目のアットホームな家族経営のお店。店内には沖縄県内全酒造所の泡盛が揃い、泡盛愛好家にはたまらないラインナップが魅力。料理もリーズナブルで美味しく、地元客はもちろん、泡盛業界関係者も足繁く通うほど。泡盛業界の関係者も多く集うことから、泡盛に関する深い話が聞けることもあり、まさに泡盛文化を体感できる特別な場所となっています。

泡盛酒場ほたる橋の場所と落ち着く店内!

那覇市大道にある「泡盛酒場ほたる橋」は、ゆいレール安里駅から徒歩約5~6分ほど歩いた場所にあり、繁華街からは少し離れた落ち着いた場所にあります。沖縄都市モノレール安里駅から栄町通り進み、2本目の路地を右折ししばらく歩くと、右手に「泡盛酒場ほたる橋の」黄色い看板が見えてきます。「泡盛酒場」ののれんを見ただけでワクワクしますね!

「ほたる橋」というその温かい店名は、お店のすぐそばに架かる「ほたる橋」に由来しています。

かつては橋の下を流れる川で、たくさんのホタルが飛び交っていたのだとか。そんな美しい情景と、地域への深い愛着が込められた、心温まる店名ですね。

泡盛酒場ほたる橋の店内に入ってすぐわかったことは、訪れる人々を温かく迎え入れる居心地の良い空間だということ!店内にはテーブル席があり、グループでの食事や会話を楽しむのに最適です。

カウンター席は、一人でじっくりと泡盛を味わいたい方や、店員さんとの会話を楽しみたい方にぴったりです。ずらりと並んだ泡盛のボトルが圧巻で、選ぶ楽しさもひとしお。

美しく並んだ泡盛のボトルはまさに圧巻ですね!しかも下の扉を開けても泡盛が入っています!ちなみに泡盛のお値段は、一般酒は500円~(ロック、ストレート、水割り、炭酸割りは+100円)です。古酒や限定酒などは、ご来店の際に確認してくださいね!

ほたる橋はおつまみもリーズナブル!

泡盛酒場ほたる橋のおつまみは、「安くて美味しい」と評判で、泡盛との相性を考えた沖縄らしい品々が揃っています。島豆腐や玉子焼、大根山葵漬や素麺タシヤーなど、これらの定番メニューに加え、その日の仕入れによって変わる「日替わりメニュー」も提供しています。しかも1品300円~600円とめちゃくちゃリーズナブル!!

まずはAボールを注文!Aボールとは泡盛の炭酸割りのことで、1杯目は(株)松藤(崎山酒造廠)の赤松藤のAボール(600円)にしました!大好きな泡盛です!

そしておつまみはクーブイリチー(400円)。クーブイリチーは、沖縄の家庭で親しまれている伝統的な炒め物で、栄養豊富で素朴ながらも奥深い味わいが特徴。「クーブ」は沖縄の方言で「昆布」、「イリチー」は「炒め煮」を意味します。クーブイリチーは、見た目は地味かもしれませんが、一口食べると昆布の旨味とそれぞれの具材のハーモニーが広がり、沖縄の食文化を感じさせてくれる一品。ほたる橋のクーブイリチーは、昆布から出る豊かな旨味が全体に染み渡り、優しい味わいです。泡盛に合う!

続いては素麺タシヤー(600円)。沖縄の家庭料理として親しまれる「素麺タシヤー」は、シンプルな見た目とは裏腹に、箸が止まらなくなる魅力があります。ほたる橋の素麺タシヤーは、シャキシャキ食感の野菜の甘みと塩味のバランスがとてもよく、美味しい!と何度も言ってしまいました!

こちらは店主のご子息の座喜味盛智さん!とにかくお話が上手で、一度話し始めると、聞く側は自然と彼の話に引き込まれてしまいます。特に驚かされるのは、泡盛に対する深い知識と情熱。それぞれの銘柄の個性や歴史、美味しい飲み方について、とても分かりやすく丁寧に教えてくれます!

でも決して堅苦しいわけではありません。場の空気を読むのが抜群にうまく、「ノリ」も良く、時にはユーモアを交えながら、楽しい雰囲気を一層盛り上げてくれます。しかし、言葉遣いやお客様への接し方には、常に心からの丁寧さが感じられます。

そして先日記事にもしました、神村酒造の「暖流」がカンヌ映画祭で振舞われたという話になり、たまたまほたる橋に伺った前日に暖流がカンヌ映画祭で公式提供された報告会があり、それに参加した座喜味盛智さんがお土産でいただいた暖流を、有難いことに振舞ってくれました!感謝です!

◆うるま市神村酒造の泡盛「暖流」がフランス・カンヌ国際映画祭を彩る!の記事はコチラです。

そしてお次は神谷酒造所の南光のAボール(600円)を。

おつまみは島豆腐の厚揚げ(400円)。外はこんがりと揚がって香ばしく、カリッとした食感が最高です。一口食べると、中の島豆腐は驚くほどふっくらとしており、大豆の濃厚な風味と甘みが口いっぱいに広がります。島豆腐の厚揚げは大好きなおつまみの一つで、泡盛が止まらなくなります(笑)

最後はおすすめの玉子焼(400円)。焼き加減と味付けが絶妙!ふわふわでとろけます!今まで食べた玉子焼きの中で一番かも!しかもどのおつまみもリーズナブルだし、どれを食べても美味しいから他のおつまみも食べたくなります。泡盛と料理とのペアリングを楽しみながら、心温まるひとときを過ごせました。

ほたる橋はアットホームな家族経営のお店です!

左からご子息の座喜味盛智さん、店主の座喜味盛勝さん、盛勝さんの奥様です。「泡盛酒場ほたる橋」は2013年4月にオープンし、今年で13年目。店主の盛勝さんは以前、八重泉酒造に勤めていた経験があり、造り手の立場も飲み手の立場もわかっている方なので、泡盛談義をすると奥深く楽しめます。多くの泡盛好きや業界関係者もほたる橋に集まるお店というのも納得ですね!盛勝さんの奥様も優しく笑顔でお話してくださり、ほたる橋の温かみや居心地の良さは、座喜味ファミリーのお人柄なんだろうなぁと実感しました。

実は写真がもう一枚!ほたる橋を訪れたこの日、盛智さんの息子君が2歳のお誕生日ということで、奥様と共にほたる橋に遊びに来られていました!家族写真を撮るためにYouTubeを観ていた息子君の機嫌を損ねちゃいました。でも家族の仲の良さが伝わるとてもいい写真です!

温かい家族経営ならではのきめ細やかなホスピタリティは、訪れる人々をまるで「家に帰ってきたかのような居心地の良さ」で包み込みます。店内に一歩足を踏み入れれば、そこはもう「ただいま」と言いたくなるようなアットホームな空間。沖縄県内全酒造所の泡盛がずらりと並ぶ圧巻の品揃えは、泡盛愛好家を唸らせ、どんな好みにも応えてくれます。そして、その泡盛を一層引き立てるのが、どれもこれも心温まる美味しい料理の数々。「ただいま」と自然と口にしたくなる「泡盛酒場ほたる橋」は、日々の疲れを癒し、心ゆくまで沖縄の夜を満喫できる、唯一無二の場所となること間違いなしです。

★泡盛酒場ほたる橋のInstagramはコチラです。

泡盛酒場・ほたる橋

住所:沖縄県那覇市大道163 電話:090-9497-2995 営業時間:17:00~22:00 定休日:月曜日

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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

2019年4月15日公開、2020年10月7日更新、2025年6月30日更新

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