首里城内で1日6回も実施される、50分のガイドツアーが無料になります!
集合は、チケットを買って入場、正殿の右手にある南殿入り口。まず、集合場所で説明を受けます。
南殿は日本様式、薩摩の使者と会った場所です。正殿の赤と比べ、色はぬられていません。
首里城に入れば正面に「正殿」ですが、入口は「南殿」です。
正殿の中国仕様と違う南殿は日本仕様
この南殿の階段を上ったところが無料ツアーの集合場所。
何を隠そう実はこのツアー3回目。
でもガイドさんによって説明も若干違ってくるし、首里城はまだ完全には完成しておらず、 つまり毎回、新しいエリアが加わってくるというわけ。
完成まで、あと2、3年ほどかかるらしい。ちょっと裏手を見ると、工事中だったりする。
(2019年2月に御内原エリアがオープンしました!)
写真撮影が禁止のエリアも多いので、撮影OKな場所だけのご紹介です。
「奥書院」は国王が休息する場所。完全なプライベート空間として、小さな庭と、苅銘御嶽が隣接されています。
御獄の脇にある庭園です。
さて、正殿の方に入っていきます。3層になっていて、1階で国王が執務を行なう場、2階は国王、親族、女官が儀式を行なう場、3階は屋根裏部屋で通気を目的としていました。
そして、この扉を開けると、赤丸のところになるんです。
首里城にはいたるところに龍がいます。爪に注目です。
中国の龍の爪は5本、琉球は4本で、日本は3本。
これには諸説がありますが、中国は琉球王国の存在の価値を、日本本土より高く認めていたからだとか、または中国に気を遣ってとか色々言われております。
首里城は戦争で焼けてしまい、建物や城壁は復元されたものばかり。 実は世界遺産ではなく、つまりユネスコ世界遺産は、戦争でも破壊されることなく今も残っている遺構のことを指し、首里城内では、1階の床の部分に、見えるこのガラス越しの石積みの部分です!
南殿から「書院」へ。ここは国王が日常の執務を行った場所。
隣接する「内炉之間」は茶室で客人にお茶を振舞っていました。庭園と一体化されていて、落ち着いた雰囲気。
琉球石灰岩を使った庭園。
その隣は、王子の控え室、また諸役のものたちと懇談する部屋だったと言われるところ。
実は、一番好きな場所なんです。ここでは、琉球菓子とお茶を楽しむことができます。花ぼうる、ちいるんこう、くんぺん、ちんすこうの4種類のお菓子とさんぴん茶(ジャスミン茶)が楽しめるのだ。希望者には説明もしてくれます。
琉球菓子は左から花ぼうる、ちいるんこう、くんぺん、ちんすこう。
こういった説明をガイドさんがしてくれます。
庭園を見ながらのんびりとティータイム。
南殿・番所から入り、2階にあります。これで310円、落ち着けて安い!
総合案内所に持っていくと完全制覇スタンプを押してくれて記念品が貰えます!
努力の結晶! 首里城の関係者でも1時間半かかるんだとか。がんばりました。