「ダムカード」ってご存知ですか?国土交通省と独立行政法人水資源機構が「よりダムの事を知ってもらおう」と、平成19年から配布を始めたものです。実は全国のダムにはこの「ダムカード」があります。その中で大きな河川、大きな山がない沖縄にもダムがたくさんあるんです。ダムカードコレクションをしてみるのはいかがですか?
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日本全国のダムごとに写真と、背面に ダムの解説が書かれています。全国統一規格です。 ダムの管理事務所でもらえます
マニアには必要な情報が・・・。ダムの形式などの基本情報から、関連の小ネタまで。これは読み込んでしまいますね。
沖縄にもダムカードを配布しているダムがなんと24あります。
意外に多くないですか?川のない宮古島にも4つもありますね。地下ダムも含まれているためですね。これを全部コレクションしてみるとすごいですね。
ダムに行く!のが基本です。では具体的にどのようにしたらもらえるのか?
ダムのどこに?って思いますよね?ダムには管理事務所が併設されています。
大きな建物です。ダムを管理する専門スタッフがつめているところですね。
観光地ではないので当然静かです。でも、こうしたカードを配っているので管理事務所の入口には「ダムカードの配布はこちらです」というような案内が書いてあります。
確かに入りづらいですが、人に聞きながら進んでいくと、スタッフさんが「いらっしゃい」と迎えてくれるのでほっとします。そこで、所定の用紙に名前と枚数を記入すると、ダムカードがもらえます。(基本的に訪問人数以上は貰えないようです)
しかし全てのダムでもらえるわけではないのです。ダムカード自体はありますが、そのダムの管理事務所では配布しておらす、お隣のダムだったり、近隣ダムを統括している管理事務所などでしかもらえないダムがあります。
この普久川(ふんがわ)ダムがまさにそうです
ここには配布場所がないのでお隣の「安波ダム」の管理事務所へ行く必要があります
先ほど書いたように、そのダムに配布場所がない場合は、近隣の事務所でもらう必要があります。その際、きちんと「ダムの写真のを撮影したものを見せる」という決まりがあり、驚きました。でも、ダムの管理事務所によっては優しい配慮もあるようです
というのも、山奥では数か所ダムがあっても1か所でしか配布していないこともあります。順路的に配布事務所のあとにダムカード配布場所のないダムに行く予定にしていると、写真がなく「決まり」ではダムカードがもらえません。また戻らないと行けないのはつらいので「この後行きます」といえばもらえたりします。マーコの場合はむしろダム愛が満ち溢れているスタッフさんが
「このあと○○ダムも行きますよね?ね?ね?」
とほぼ強制的に「はい」と言わされて、行かないダムのカードも貰えてしまいました(笑)。
当然ダムカードはダム好きがコレクションするために来ていますから、管理事務所の方も愛をもって接してくれます。
そのダム愛に溢れたスタッフさんが、これもあげます、とくれたのがコレ
その名も「沖縄観光インフラカード」
これはダムだけではなく、橋、道の駅、公園、空港などでもらえるカードです。これも集め始めたらキリがなくなりそうですね
「ダム好き」はどんなふうにダムを楽しんでいるんでしょうか?
親切なダム管理人さんの話を聞いていると何となくわかってきたので、ダムカード初心者マーコですが解説です。
「よかったですね!!今日は放水してますから!」(byダム管理事務所スタッフ)
ダムと言うのは水をためて、下流に流れる水量を調節するものです。
ダムの上流でたくさんの雨が降ってためておけない場合などに放水されます。
それがあると「ラッキー」なのだそうです。確かに勢いよく流れる水は迫力があります。
水以外にもお楽しみがあります。
ダムにはこうした植木アートをしているところもあるので、それをみるのも楽しいです。
これは縦に「アハダム」って書いています。
ダムはいろんな表情をもっています。
遠景もよし
真上からもよし
こんなキャラクターも楽しむのもよし
皆さんもダムの近くに行った際は、ぜひダムカードを集めてみてくださいね