名護の街で栓抜の音がした。『ビールの街名護』にあるお店『ぽんぽこ居酒屋ぽこぽん』のオーナー神谷です。よろしくお願いします。名護の情報をこれからも色々発信したいと思います。
名護市にある沖縄高専に桑の研究をしている先生がおります(よくお店にも来てくださいます)。
先生は、蚕の研究をしているのですが、桑の葉、桑の実(マルベリー)も含め色々なエビデンスを出されております。キキーワードは、『血糖値』最近よくテレビでも見るようになった、食べる前に飲むとか…するやつです。
「桑」というと、蚕が食べる葉っぱのイメージですよね!?飲んだ経験がない人がほとんどのはず。実は、桑の葉は栄養たっぷりで、特に、国内では南西諸島に分布する「島桑(シマグワ)」は、食物繊維、カルシウム、鉄分、GABAなどの栄養素が豊富に含まれているのです。沖縄を代表する特産品で、桑の葉で作るお茶などは沖縄県の県産優良品にも指定されています!
糖の吸収を下げる効果が様々な商品で謳われています。血糖値が高くなると、太りやすくなったり、生活習慣病の恐れもあって、近年、糖への意識はとても高まっています。
もともと桑の葉には、そのような成分が含まれていたという事なのですね。
「桑茶」が沖縄でとても話題になった理由として、名護市にある沖縄工業高等専門学校の研究で、沖縄の島桑は本土の品種に比べ、血糖値の上昇を抑える成分が豊富に含まれていることが分かりました。桑の葉には、食事の糖質に働きかける「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」という有効成分が豊富に含まれていて、島桑はこの含有量が高いことが証明されました。
ちなみに・・・血糖値の上昇を抑えるメカニズムについて調べてみたらおもしろいことがわかりました。DNJという成分は、形が糖質によく似ているのだそう。食事の前に摂取しておくと、糖質分解酵素が糖質と間違えてDNJと結合。あとから入ってくる糖質は分解されることなく小腸を通過してしまうのだそうです!!人工的でなく、自然にこんなことが起こっているなんて、不思議でおもしろい!
桑の茶は、名護市の東側大浦地区でも生産している様で、わんさか大浦パークでも購入することができます。
「わんさか大浦パーク・名護」でやんばるの大自然を満喫!の記事はコチラです。
このシマグヮは、血糖値の上昇を抑える成分が豊富に含まれていることが証明されています。沖縄の島桑は本土の品種に比べ、血糖値の上昇を抑える成分が豊富に含まれているというからびっくりです。
かくいう私も試しに買って毎日食前に飲むようにしています。
味は、抹茶によく似た味わいですっきり爽やか、まったく癖はありません。パウダータイプのものを買ったのですが、牛乳割にするとすごくおいしい!スイーツやドリンクにもっと応用がききそうな印象です。私は、いつもコーヒーは、デカフェ派です。カフェインが苦手。その点も、ノンカフェインなので、安心して飲めます。
血糖値を下げる方法として、食事の食べる順番を工夫されている方も多いですよね。野菜などの食物繊維→肉や魚などのたんぱく質→ごはんなどの炭水化物が良いとされています。でも、なかなかこういった工夫が難しい場合、「桑の茶」なら食前に一杯飲むことで、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。食べる順番を工夫するよりお手軽。さらにお茶自体も栄養満点。カルシュウムも多く摂取出来て、更に血糖値の上昇を抑えるそのメカニズム皆様も興味ありませんか?
牛乳で割った「桑茶ミルク」が大好き!本当においしいです!てだ桑茶小さじ1杯を冷たい牛乳200mlくらいで割ってぐるぐる混ぜるだけ!簡単!
名護の島桑は、ちょっと手に入りずらいのですが、今こちらで通販でも買えますのでぜひお試しください。
沖縄の特産品を丸ごとご紹介『OKINAWA SWITCH』ぽんぽこ居酒屋ぽこぽんの運営する名護の沖縄セレクト通販ショップ。面白情報も沢山お届けしています。
ぜひ『しまぐゎ』の威力を体感いただければと思います。