2024年10月26日(土)・27日(日)の2日間、読谷村総合運動広場で「第50回読谷まつり」が開催されます。読谷まつりは、読谷村最大のイベントで2日間で8万人もの来場者数を誇ります。琉球王朝時代、中国との進貢貿易を描いた創作劇「進貢船(しんこうせん)」や琉球古典音楽大演奏会、打ち上げ花火など、盛りだくさんの内容となっています。
■開催日時:2024年10月26日(土)・27日(日)
■開催場所:読谷村総合運動広場(沖縄県中頭郡読谷村座喜味2976) 他
■料金:入場無料
■駐車場:あり
■お問合せ:098-982-9201(読谷まつり実行委員会)
<アクセス>
・那覇バスターミナルから29番→「座喜味」バス停にて下車、徒歩約15分
・那覇バスターミナルから28番バス→「大木」バス停から徒歩約20分
・那覇市中心部より車で約1時間。沖縄道石川ICから、国道58号経由で10km、約30分
※例年、読谷まつりコミュニティ-バスが臨時運行します。
■第50回読谷まつりの公式サイトはコチラです。
読谷まつりは、日本一人口の多い村「読谷村」の偉人である、泰期と赤犬子(あかいんこ)を讃え、読谷村の伝統芸能や文化を集結させたお祭りです。
歌と三線音楽の祖と言われた伝説の人物「赤犬子(あかいんこ)」を讃えた琉球古典音楽大演奏会では、約200人の村民による大合唱や大合奏が行われます!
そしてまつりのフィナーレである創作劇「進貢船(しんこうせん)」は、村内の小学生や青年会・婦人会の演舞、空手演武や各自治会の民俗芸能を織り込みながら実際に進貢船を走らせ展開されます。中国の新しい文化や文物を乗せた巨大な進貢船とともに泰期が帰還した慶びを再現する創作「進貢船」は見る価値あり!
ちなみに泰期(たいき)とは、初の進貢使として中国に渡り、大交易時代の幕をあけた人物。商売の神様とされた泰期は読谷村出身の英雄として、今も語り継がれており、残波岬には泰期像もあります。
また、まつり前日の10月25日(金)には豪華アーティストが集結する、平和コンサートも行われます。しかも無料!
◆豪華出演者!「第7回Okinawan Dream100万人の平和コンサート in よみたん」の記事はコチラです。
そして両日ともに花火が打ち上げられ、祭りのフィナーレを飾ります。
読谷村には、たくさんの観光名所があります。
やちむんの里。やちむんとは沖縄の方言で焼き物のこと。現在、そのやちむんを作る工房が18軒、ガラス工房が1軒がこの場所にあります。大自然の中に君臨する「登り窯」も圧巻です!お気に入りのお皿やグラスを探してみませんか?
白亜の大型灯台「残波岬灯台」。南西諸島随一の高さ約31m(地上から灯塔の頂部まで)を誇り、残波岬の象徴ともいえる白亜の大型灯台「残波岬灯台」。参観灯台で上まで登ることができ、灯台上からは東シナ海の見晴らしが良く、晴れていれば粟国島、渡名喜島、久米島などを望むこともできます
「体験王国むら咲むら」は、NHKの大河ドラマ『琉球の風』(平成5年放送)のオープンスタジオとして作られ、その後、読谷村に譲渡され読谷村から地域活性化のために利用できないか?ということになり、読谷村の有志が新会社を立ち上げできたのが体験王国むら咲むらなのです!
むら咲むらでは、三線の演奏、サーターアンダギー作り、シーサー絵付けなどなど、なんと101種類もの沖縄らしい体験をすることができます
読谷村にある『残波大獅子』。こちらは超巨大シーサーで、高さ8.75m、長さ7.8mと日本で一番大きなシーサーです。
世界遺産でもある「座喜味城跡」は、15世紀初期に築城家として名手だったといわれる「護佐丸」によって築かれたと伝えられています。
★沖縄の世界遺産巡り9ヵ所をハシゴしよう!の記事にも、座喜味城が載っています。
住所:沖縄県中頭郡読谷村座喜味2976