2025年3月7日(金) 〜 2025年3月9日(日)の3日間、沖縄県豊見城市にあるおきなわ工芸の杜にて、県内外で活躍している様々な沖縄の伝統工芸作家がおきなわ工芸の杜に集まる「工芸の杜まつり2025」が開催されます。沖縄の伝統工芸が集結するこのイベントで、沖縄の伝統工芸を見て・知って体験しよう!
おきなわ工芸の杜まつり2025では、国指定「伝統的工芸品」や県指定「伝統工芸製品」の産地組合、工芸従事者、おきなわ工芸の杜内工房などによる、工芸品の展示・販売・制作体験イベントです。
沖縄県工芸振興センターによる工芸人材育成事業の成果報告展なども開催。優れた沖縄の「手仕事(ティーわざ)」の魅力をお届けします。
若手からベテランまで、県内で活動しいてる様々なジャンルの作り手さんによる販売ブースが並びます。
喜如嘉の芭蕉布を着て踊る琉球古典舞踊を間近で見ることができる貴重な機会です。
●開催日:3月8日(土) 11:30~12:00
場所:エントランスホール
琉球舞踊:宮城茂雄
歌 三 線:親川 遥
箏 :仲村有希
普段見る機会の少ない伝統工芸の作品展示、商品販売やベテラン織物職人に教えてもらえる機織体験などがあります。
<参加組合>
・那覇伝統織物事業協同組合(展示・販売・体験)
・読谷山花織事業協同組合(展示・販売・体験)
・知花花織事業協同組合(展示・販売・体験)
・喜如嘉芭蕉布事業協同組合(展示・販売)
・琉球びんがた事業協同組合(展示・販売)
・琉球絣事業協同組合(展示・販売・体験)
・宮古織物事業協同組合(展示・販売)
・石垣市織物事業協同組合(展示・販売)
・久米島紬事業協同組合(展示)
・うらそえ織り協同組合(販売・体験)
◆工芸の杜体験工房はこちらからご予約!
出典:おきなわ工芸の杜
沖縄工芸の杜は、沖縄の工芸産業の振興のため、人と技術・情報の交流拠点となる施設です。工芸品への理解を深め、未来へ繋げていくために様々な取り組みをおこなっています。
出典:おきなわ工芸の杜
沖縄は14〜16世紀頃、日本本土・中国さらに東アジア諸国との交易を通じて独特な伝統文化を形成してきました。そのなかで沖縄の工芸は、諸外国の様々な良い面を取り入れた多彩なところが特徴であり、琉球王朝時代から今日に至るまで、県内各地で受け継がれ発展しています。沖縄県においては国指定の伝統的工芸品が16品目あり、全国第3位の品目数となっています。
出典:おきなわ工芸の杜
おきなわ工芸の杜は、県内外の一般来訪者から工芸従事者まで幅広く利用できる施設となっています。沖縄工芸の杜の楽しみ方は『みたい・しりたい・やってみたい』の3つのポイントから成り立っています!
2階の常設展示では、沖縄県の『国指定伝統的工芸品』と『県指定伝統工芸製品』を一度に見ることができます。原材料や製作技法によって生じる違いを見比べてみてください。
おきなわ工芸の杜では、工芸の作り手が集まり技術研修などで使用する『共同工房』があります。工房はガラス張りのため織りや染めの工程を自由に見学することができます。常設展示とあわせてお楽しみください。
2階の常設展示室には、たくさんの工芸品とともにタブレットを設置しています。各工芸品についての歴史や製作技法について詳しく知ることができますので、ぜひ活用してみてください。
当施設には貸し工房や研修スペースがあり、多くの作り手が出入りしています。工房では販売もおこなっていますので、工芸品についての色々なお話を聞くことができるかもしれません。
一般来訪者向けから工芸従事者向けの本格的なものまで様々な講演会やイベントの開催を予定しています。情報につきましては、当施設ウェブサイトで随時お知らせします。
1・2階にある『体験工房』では、琉球ガラスや染色、織物などを実際に体験することができます。1日の体験人数には限りがあるので、事前予約がおすすめです。
3階の『工芸振興センター』は、技術指導や人材の育成研修、事業者の課題解決をおこなうための総合的な工芸産業技術支援機関です。課題を抱えた工芸従事者の方や作り手を目指す方、まずは一度ご相談ください。
◆おきなわ工芸の杜の公式サイトはコチラ
那覇空港から近い豊見城市「美らSUNビーチ」とは?の記事はコチラです。
住所:沖縄県豊見城市字豊見城1114番地1