那覇に100年以上続く三大まんじゅうがあります。いずれも売り切れ必至なので、閉店時間があるものの売り切れ次第終了。早めの時間に行くか、予約を入れておくことが肝心です!
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首里城の龍潭(りゅうたん)池から少し下った場所にある山城まんじゅう。餡が透けて見えるほどの薄い皮で包まれています。月桃に包まれたこの山城まんじゅうは絶品です。
粒あんとこしあんをミックスした自家製あんこがたっぷり入っています。食品添加物を使っていないので、すぐ食べるが基本。持ち帰ってレンジで温めるのもよしだが、蒸し上がったばかりの温かい山城まんじゅうをパクリといきたい、そんなまんじゅうです。
看板には「120年の伝統の味」と書かれていますが、160年という説もあります。世界大戦によって資料が消失して、正確な歴史は不明。LINEには「160年の歴史」と表記されています。どちらにしても長い歴史を育んできて、現在は6代目の山城秀史さんが伝統を守っています。
価格は一個150円。一個から買うことが出来ます。予約は、LINEか電話で受け付けています。
住所:那覇市首里真和志町1-58
電話:098-884-2343
営業時間:10:30~売り切れ次第終了
白いまんじゅうに赤く大きく「の」の文字が。正式にはぎぼまんじゅうですが通称「のーまんじゅう」と呼ばれています。この「の」は熨斗の「の」でお祝い菓子なのです。お祝いや行事の多い沖縄らしいまんじゅうですね。逆に「の」を書かずに無地のまま買う場合もあります。これは法事用です。
肉まんやあんまんのような大きさの蒸しまんじゅうです。あんこたっぷり入ってなかなかいけますよ。
ぎぼまんじゅうは元々首里の儀保にある盛光寺の境内の中で販売されていましたが、お寺の建替えのため、2004年ゆいレール石嶺駅からほど近い現在の場所に移転しました。
料金は一個160円です。
住所:那覇市首里久場川町2-109-1
電話:098-884-1764
営業時間:9:00~売り切れ次第終了。日曜日定休
那覇市久米にあった天妃宮前の市場で販売されていたまんじゅうなので、「天妃前(テンピのメー)まんじゅう」と言われます。現在は、ペーチン屋が那覇市泉崎において製造販売されています。
はったい粉(麦を炒って挽いた粉)の餡を薄皮で包んで蒸し上げました。ぷるんと弾力がある感じです。冷めても硬くならないので、冷やして食べるのもおいしい。
五個入り600円で買いましたので、おしゃれな包装紙で包んでくれました。一個は130円。
ペーチン屋で火曜と金曜日だけ売られているくずもちは、一個190円。沖縄産の黒糖をふんだんに使っていて人気です。
お茶と天妃前まんじゅうを店内で食べることも出来ます。
住所:那覇市泉崎2-10-14
電話:098-832-0912
営業時間:9:30~15:00(売り切れ次第終了)木、日、祝日休業