飲んだ後の〆のステーキ文化のある沖縄には、街中にたくさんのステーキ屋さんがありますが、南国ムードで一種独特?の「サムズセーラーイン」というステーキ店に行ってきました!外観や内装は豪華客船、BGMは懐かしい系の南国音楽でほっこり楽しめるステーキ店なのです。
豪華客船を模したような外観
那覇空港から車で約15分。国際通りの真ん中あたりに位置する「サムズセーラーイン」。
沖縄には飲んだあとの〆にステーキを食べる文化があるため、ステーキ屋さんがそこら中にありますね。でも初心者だとどこに入ったらいいのかわからないのが実情です。
沖縄はその昔アメリカ領だったこともあって、美味しいお肉が安く手に入ったからこそ生まれた文化なのです。
なので沖縄に行った際には、お得にステーキが食べられるので、必ず1度はどこかの店のステーキを食べて帰りたいと思っています。
今回の沖縄パトロールでは、ちょうど国際通りの真ん中あたりに滞在する機会があったため、滞在ホテルの近くに「サムズセーラーイン」があることを発見!
さっそく向かってみることにしました。
お船を模したような外観。内装も丸い窓があったりして客船風です。でも柱がトーテムポールになっていたりして南国は南国でも沖縄風ではなく、昭和40年代くらいの「ポリネシア風」の雰囲気のするレストランでした。
店内にはちょっと懐かしい感じのコテコテなポリネシア調音楽が流れていました。
それにも関わらず、お客さんが入ってきたらスタッフ全員が全力で「めんそーれ!」と叫んでいるし、ちょっと一瞬自分がどこにいるのかわからない感覚に陥りました。
女性店員さんは皆セーラー服姿で、アジアのどこかの国の外国人の店員さんが多いようです。
ちなみにこの手の店は予約が必須のように感じますが、予約無しでも大丈夫でした。他のお客さんも予約無しで入ってくる人は多かったようです。
座席の前には鉄板があって、そこにコックさんがやって来て眼の前で野菜やステーキを焼いてくれるシステムになっていました。
メニューを見て、セットメニューの方がお得に感じられたので、普段は食べられない(笑)Aの「最上質テンダーロインステーキ(フィレ肉)150g」(税込み4,030円)のコースを頼むことにしました。
しばらくすると前菜の「シュリンプカクテル」が運ばれてきました。下にドライアイスが入っているのでしょうか。きれいなブルーの液体とドライアイスの煙がなんだか非日常で豪華で不思議な感じでした。
さらにカレースープ、サラダ、ジーマーミ豆腐と運ばれてきて、バターがひたひたに染み込んだパンも来ました。
ここでコックさんが登場!!
鉄板前にスタンバイしたコックさんは、最初に空心菜や玉ねぎなどの野菜を焼いてはお皿に乗せてくれました。
私は香港で空芯菜のにんにく炒めを食べて、その美味しさに開眼したことがあるのですが、空芯菜を副菜につけるのはなんだかアジアぽいと感じました。本土ならステーキの付け合せに空芯菜はまず使わないのではないでしょうか。
そしてコックさんは分厚いテンダーロイン肉を取り出し、おもむろに角切りにしてから私も目の前の鉄板で焼き始めました。
肉に胡椒をかけるときには、胡椒の容器を回したり投げたりのパーフォーマンス!これがなかなか楽しいんです!私の担当コックさんは最後に後手で胡椒容器を受け取るという難易度の高い技を披露してくれました。
さて、コックさんが渾身のパーフォーマンスとともに焼いてくれた、「サムズセーラーイン」のステーキはどんな味だったのでしょうか。
空港から国際通りまで行く途中のタクシーの運転手さんから「沖縄の肉は固いよ」と聞いていたので、そうなのかと思いっていたのですが、テンダーロインだったからでしょうか、とっても柔らかくてジューシーで美味しかったです。控えめに100gを頼みましたが、追加でもう100g食べられそうな勢いでした。
最初のドライアイス演出のシュリンプカクテルからカレースープ、サラダ、なぜかジーマーミ豆腐、そしてバターひたひたのパンのどれもが美味しかった!
最高級のテンダーロインのコースで税込み4030円は超お得なのではないでしょうか。
実は今日のディナーは全部「全国旅行支援」のクーポンでまかなえてしまったんです。同じサムズ系列の店でも、同じ国際通りの「サムズアンカーイン」などは使えませんでしたので、確認してから使われることをおすすめ致します。
住所 | 沖縄県那覇市牧志3丁目1−3 |
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電話番号 | 098-918-0808 |
営業時間 | ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00) ディナー 17:00~23:00(L.O.22:00) 無休 |