2018年8月に閉店しました
沖縄県中部、うるま市の石川ICから近くで見つけた「オハナ食堂」。外人住宅をそのまま改装して作ったこの食堂は、淡いピンク色したおもちゃ箱のような可愛い建物でした。そして、フードスタイリストをしている吉岡さんが、島野菜をふんだんに使ったおしゃれなランチを提供しています!
海だって、ほら、すぐそばなんです。
壁もドアもキッチンも全部ピンク。
内装もピンクを基調とした可愛らしいインテリアで、棚には本や雑貨が並べられてあり、私の心はウキウキ気分になりました。
そしてお料理は、島やさい、島豆腐、ソーキなどの沖縄の食材と自然の調味料を使ったメニューがたくさん。
オーダーするお料理を決めるのにかなり迷ってしまいます。でもやっぱりイチオシは、「カラバラごはん」。
「カラバラごはん」は、島やさいや沖縄の果物の色合いを活かした「カラフル」で「バランス」のとれたプレートごはんのこと。
この時期の島野菜おかずは次のとおりでした。
・サンキューファームのターンム(田芋)スープ
・ゴーヤのキッシュ
・紅芋とにんじんのクミンサラダ
・プチトマトとピーツのマリネ
・宜野座村 志良堂農園のベビーリーフ 華塩とウラデミオのオリーブ油で
・ハンダマ(水前寺菜)のおひたし
・島豆腐と黒ごまの白和え風
・コリンキーのピクルス
・きゅうりの塩麹漬け
そしてお肉料理が次の2種類から選べました。
県産チキンのハーブ蒸し or 特製軟骨ソーキの赤ワイン煮
・玄米雑穀ごはん(おかわり自由)
・パッションフルーツヨーグルト
なんてヘルシーで心そそられるメニューなんでしょう!!これで1000円ですよ。見てください、この色合い。
少しずつ色々食べられるのも嬉しいです。デザートも付いてくる〜
他にも醤油や黒酢、ワインを使って煮込んだやわらかいソーキを雑穀ごはんにのせた「オハナ食堂特製軟骨ソーキ丼」
沖縄で食べる通常のソーキと一風違います。ワインを使ってるからかまるでビーフシチューのような味わい。
とっろとろでジューシー。しかもこってりかと思いきやなぜかどんどん食べられる飽きのこないお味。
「Today’s SPECIAL」日替わりメニューもあります。
本日はこちら、「ふわふわ卵のせトマトチキン丼」
雑穀ごはんに沖縄県産チキンにオリジナルトマトソースがけ、さらに、ふわふわ卵とオーガニックのベビーリーフがのってます。
どれもこれも島やさいと沖縄食材を使った体にやさしいお料理でした。
ここのカフェのオーナー吉岡久美子さんに少しお話を聞きました。
東京でフードスタイリストの仕事をしていた吉岡さんは、たまたま物件探しをしていて、ここ沖縄にあるピンク色の外人住宅を見つけたんだそう。そして外壁だけでなく内壁もピンク、キッチンまでピンク。一目惚れですぐに移住することを決めたそうです。
吉岡さんは今もフードスタイリストのお仕事をされていて、もう一人のオーナーであるパートナーさんもフォトグラファー。
実はこのお店、土・日・月の週の三日間しか開いてないんですって。お二人がお仕事の時は営業日でも臨時休業することもあるんだとか。やってて良かった~~!!
店内にある可愛い雑貨やお菓子は購入することもできます。
おみやげに「イロイロクッキー」いただいちゃいました!
この「イロイロクッキー」は、卵、乳製品、白砂糖不使用で作ったそうです。
色によって全部違う味なんですよ。
私の心を揺さぶる自家製のものが置いてありました!
沖縄の大自然の大地で育まれた島やさい、果物。旨み成分がたっぷりと詰まった濃い味わいと鮮やかな色の食材を活かしたお料理。
心もピンクになりそうなあったかくて体にも優しいカフェめし♡でした。
住所:沖縄県うるま市石川曙1-2-17
TEL&FAX:098-989-5197
営業時間:11:30〜20:00(LO)
定休日:火曜日〜金曜日(土日月も臨時休業有り)
オハナ食堂のホームページはこちらです。
文、写真:青木さなえ