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名護で見つけた古民家ホテルの朝食が絶品だった!「白浜ホテル」

名護で見つけた古民家ホテルの朝食が絶品だった!「白浜ホテル」

名護にある古民家ホテル「白浜ホテル」は、1960年代に建てられたホテル。宮里そばの隣にあります。50年の長きにわたり白浜ホテルを切り盛りしてきた女将から娘さんが受け継ぎ、クラウドファンディングで改築し、朝食兼バーラウンジがオープン。ラウンジから眺めるウガンジュ(県指定天然記念物ハスノハギリ林)の緑は開放的かつ幻想的です。

古民家ホテル「白浜ホテル」の部屋数は10部屋

名護で見つけた古民家ホテルの朝食が絶品だった!「白浜ホテル」

名護宮里にある「白浜ホテル」は、1960年代に建てられた築50年以上の古民家。アパートのような造りのホテルには、10部屋の客室があり、10部屋すべての内装が異なります。

名護の古民家ホテル「白浜ホテル」の客室

モダンな感じの部屋。壁紙やカーテンがオシャレ。

名護の古民家ホテル「白浜ホテル」は全部客室タイプが違う

和室ダブルの部屋。どの部屋も清潔で落ち着きます。

名護の古民家白浜ホテルは入口のブランコが印象的

中庭にはブランコもあったり、のんびりとした贅沢な時間が過ごせます。白浜ホテルが開業したのは、まだ沖縄が日本に復帰する前の1968年。どこかアメリカンな雰囲気が漂っているのはそのせいかも。

白浜ホテルの屋根は、赤瓦やセメント瓦といった、沖縄の特徴的な瓦を使用しているのですが、外観は60〜70年代のアメリカの建物のよう。10部屋ある客室は基本は和室ですが、例えばお風呂はアメリカ式で、タイルを使用しています。

 

現オーナーの鈴木さんは、人生の半分は海外生活。

笑顔が素敵なオーナーの鈴木斎(いつき)さんは、沖縄県名護で生まれ育ちました。ただ、高校・大学はアメリカに留学し、その後フランスで10年ほどシェフとして働くなど、人生の半分は海外で過ごしてきたそうです。今から6年前、50年の長きにわたり名護の地でホテルを切り盛りしてきたお母様のもとに戻り、それから少しずつホテルの仕事を学んでいましたが、2年前の4月にお母様が他界。その後、娘さんである鈴木さんが白浜ホテルを受け継ぎました!

しかし白浜ホテルは築50年以上という事もあり、老朽化が進み、このままでは次の台風で壊れてしまう可能性も出てきます。そこで鈴木さんは、今の沖縄には珍しい貴重な古民家である白浜ホテルをこのまま失うのはあまりにもったいないという思いもあり、一念発起。クラウドファンディングで現状を打開し、再びホテルとして立て直すべく動き出しました。

これまでの白浜ホテルは素泊まりのみの宿でしたが、ホテル内に朝食やウェルカムドリンクを提供できる場を設けたいという思いがあり、クラウドファンディングを試み見事成立!素敵なカフェラウンジが完成しました。

絶品の朝食は素敵なカフェラウンジで!

そして完成したのがこちらのカフェラウンジ。窓から見える植物は、ウガンジュ(県指定天然記念物ハスノハギリ林)で、癒しかつ幻想的です。

センスのいいヴィンテージな家具たち。

どこを切り取っても絵になりますね。

朝食は7:00~10:00まで。1200円で食べる事ができます。名護には朝食を食べるところがコンビニしかなく、困っていらっしゃるお客様も多かったので、鈴木さんのシェフとして働いてきた経験を生かして、朝食も提供するようになりました。さっそくいただきましょう!

スープは日替わりです。この日はシェルマカロニが入ったスープ。ほっこり温まります。

スープの後に続くメインプレートです。連泊の方には毎日、洋食、和食と日替わりで提供されるそうです。

そしてデザートはヨーグルト。どれもとても美味しかったです。また、夕方からは誰でも自由に出入りできるラウンジとして、観光客と地元住民との交流が図れる場所にするつもりです。もちろんお酒も飲めますよ!

名護で「朝食」を食べるならココ!おすすめ5選!!の記事はコチラです。

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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

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