夏休みやお盆休みのある8月は、沖縄旅行の一番のハイシーズン。海水浴やシュノーケリング、ダイビングといったマリンアクティビティがもっとも盛んな時期となります。8月は離島を含めた沖縄の各地で、お盆の行事や夏祭り、エイサー祭りなど、たくさんのイベントが開催されます。地元の人だけでなく、観光客も参加できる祭りも多いため、ぜひ一緒に沖縄の伝統を感じてみてください。
目次
8月の沖縄は夏まっさかり!でも気温は、7月に比べると8月の方がわずかながら下がっています。これは台風の影響や、それに伴う降水量の増加によるものです。台風の影響が無い時は、7月と同じく快晴が続き、気温も高くなりますが、南国特有のスコールが降った後、は蒸し暑さを感じるでしょう。熱中症対策も万全にしてください。
1年を通してイベントやお祭りが目白押しの8月。国際通りで開催される「1万人のエイサー踊り隊」を皮切りに、大綱引やエイサーなどの大きな行事が各地で次々に開催。星空が美しい石垣島では、88の星座のうち84を見ることができ、「星の島」とも呼ばれています。そんな石垣島で夜の1時間、街の光をオフにし、南ぬ浜緑地公園で星空観賞会が開催されます。
夏休みに入ったお子様と沖縄への家族旅行を計画される方も多いと思います。沖縄の誇る自然は美しい海だけではありません。ヤンバルに行けば大自然が広がり、沖縄でしか見られない植物や動物も多く存在します。それはお子様に多くのことを教え、感じさせてくれるはずです。沖縄には、自由研究に利用できる場所も多く、たくさんの夏の思い出を作ることができるでしょう。
★ 沖縄で夏休みの自由研究におススメ5選の記事はコチラです。
8月の気温は、7月とあまり変わりませんが、スコールなどで蒸し暑くなりやすいため、より風通しの良い服装を心がけましょう。汗をかくことを前提として余分に着替えを持ち歩いたり、濡れタオルのような物で首を冷やすなど、小さな工夫をし、暑さに対処していきましょう。
紫外線も、7月と同様に厳重な注意が必要です。8月の沖縄は、強烈な日差しが降り注ぎますので、例え曇っていても油断せず、日差しを遮る薄い上着や日傘を持っていくことをおすすめします。女性の場合、注意すべき点は足元!サンダルやミュールなどを履いていると、くっきりと日焼けが残ってしまうという悲しい事態に。微妙な天候でも確実に足まで日焼け止めを塗っておくことをおススメします。
8月は、晴天日は多くても台風の影響を受ける可能性が高まるシーズンです。旅行が近づいてきたら天気予報をこまめにチェックしてください。台風が直撃すれば、沖縄に居てもホテルに缶詰め状態となり、せっかくの旅行を楽しむ事ができません。運悪く直撃の予報が出てしまったら、残念ですが勇気をもって旅程を変更するのも一つの手です。
8月の沖縄の旬のものは、鮮やかなピンク色と独特の姿形の「ドラゴンフルーツ」です。果皮が竜のウロコのように見えるため、その名で呼ばれています。ドラゴンフルーツには、ビタミンやミネラル類が詰まった栄養豊富な果物です。カロリーも低く、美容や老化に嬉しい抗酸化物質も含んでいます。カラフルな色の南国フルーツで見た目は甘そうに見えますが、意外にも味はアッサリ系。
そして8月頃から咲き始める「ストレリチア」。別名「極楽鳥花」とも呼ばれるその花は、鳥が飛んでいるような姿の花を咲かせる植物です。
★春~夏の沖縄は花天国!愛でて楽しもう沖縄の花たちの記事はコチラです。
8月のおススメアクティビティは、やはりマリンアクティビティでしょう!青の洞窟でダイビングするもよし、水上スポーツの新定番SUPを体験するもよし、夏真っ盛りの沖縄で、マリンアクティビティを楽しまない手はないでしょう。浅瀬の海でシュノーケリングすればウミガメと遭遇したり、パラセーリングで沖縄の青い海を見下ろしながら空中散歩したりと、盛りだくさんのメニューが待っています。初めての方でも、ショップのインストラクターが丁寧に遊び方を教えてくれるので、安心して参加できますよ。
マリンアクティビティ以外にも、日帰りで近場の離島めぐりもいいかもしれません。沖縄本島から車で行ける離島へ行ったり、小さなお子様連れには、海上アスレチックもおススメです。
★ 沖縄本島から車で行ける離島、海中道路から4島めぐり!の記事はコチラです。
★「青の洞窟」に真栄田岬から入る陸エントリー編の記事はコチラです。
★大人も大はしゃぎ!海上アスレチックのあるホテル・ビーチ5選!の記事はコチラです。
★ 那覇から近い!お勧めシュノーケリングスポット5選の記事はコチラです。
★那覇発【水中速報】ケラマブルーの海をダイビング!旅行者必見!の記事はコチラです。
そして海水浴の時に注意しなければいけないことは、ハブクラゲです。ハブクラゲは沖縄や奄美に生息するクラゲで、日本近海に生息するクラゲの中でも特に危険な種類。過去に3件もの死亡例があって、刺されると激痛を感じ、刺傷箇所はミミズ腫れになります。ハブクラゲはほぼ透明で見えにくいため、気づかずに接触して刺されることが多くあります。
刺されて6時間ほど経つと、刺された場所がだんだん水疱に変わりはじめ、12時間くらい経過すると壊死しはじめてきます。症状のひどい人は意識障害や呼吸困難を引き起こして、心停止に至る可能性もあります。クラゲ防止ネットを設置していても、ネットから触手が入り込み刺される場合もあるので、できるだけクラゲ防止ネットには近づかないようにしましょう。
★夏が楽しみ!沖縄県内のすべてのビーチは水質「良好」!の記事はコチラです。
8月の沖縄も7月同様に、たくさんのイベントが各地で開催されます。国際通りで開催される「1万人のエイサー踊り隊」を皮切りに、大綱引やエイサーなどの大きな行事が各地で次々に開催。本土のお盆は、8月13日~15日のところが多いですが、沖縄のお盆は、旧暦の7月13~15日です。これは新暦で言うと、8月の中旬~9月の初めに当たり、毎年お盆の日にちが違います。
この時期には、各地でエイサーとよばれる盆踊りのイベントや、それに関したお祭りが行われ、真夏の沖縄にあふれる活気と、沖縄ならではの風習を肌で感じることができます。毎年、 那覇市の国際通りで開催される「一万人のエイサー踊り隊」では、当日申し込みで誰でも参加が可能な「にわかエイサー隊」もある、楽しいイベントもあります。他にも、県内最大規模の「沖縄全島エイサーまつり」や、地域ごとの特色を打ち出したイベントなど、好みに応じてさまざまな形でエイサーに触れることができます。
ただし、旧暦を基準とするため、年によっては開催が9月にずれ込むイベントも出てきます。必ず事前に、その年の予定を確認するようにしましょう。
★一万人のエイサー踊り隊「伝統 vs 創作」をテーマに開催!の記事はコチラです。
★エイサー本場コザの「沖縄全島エイサーまつり&オリオンビアフェスト」の記事はコチラです。
8月の前半~お盆前後にかけては1年で最も旅費が高く、安くても10万円を超えてくるツアーがほとんどです。安いからとレンタカーがついていないツアーを選ぶと、人が多い時期のため、現地では借りられなくなってしまう可能性もあります。レンタカーを利用するのであれば、レンタカー代金が含まれたツアーを早めに予約したほうが良いでしょう。
8月も25日を過ぎると旅費も落ち着き、7~8万円台のツアーを探すことができます。あとは、フライトの時間を調整するだけで、料金が安くなることもあります。沖縄到着を遅い時間の便にし、沖縄出発を早い時間の便にすると、お値段がグッと下がることも。また、フライトを調整すると、ホテルも安い価格での選択肢が増えますので、旅費を抑えることができます。
※ツアー料金は常時変動しますので御了承ください。2泊3日2名1室羽田発那覇行きで料金調査
8/1~4 52,000円が最安値。この時期はホテルの選択肢も増えますが、夏休みを獲りやすい時期でもあり、お盆より先に埋まる可能性もあります。
8/5~7 54,300~59,300円。お盆に向けた週末で次第に高くなっていきます。
8/8~14 74,000円~81,000円 お盆のピークは、最安値で沖縄入りの場合、関空で乗り継ぎの方が安かったりしますし、最安値のホテルはカプセル型のホテルなどが中心で選択肢が狭くなります。
8/15~16 51,500~55,500円。お盆の最終日曜日にフライトを使わないことで、料金も下がってきます。
8/17~21 47,000円
8/22・23 43,800円
8/24~28 40,600円
8/28~31 38,800円
もし、休みが調整できるなら、8月下旬に行きたいですね。