平久保崎は石垣島の最北端「突き出した右手の指先」にある岬で、灯台があり、エメラルドグリーンの海が広がっており、とても風光明媚な景勝地です。新石垣空港からは車で42分、市街地からは53分程度で到着します。
石垣島最北端であるにも関わらず、意外にアクセスしやすい平久保崎とはいったいどんなところなのでしょうか?
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石垣島おすすめスポット平久保崎は石垣島の北東の端にあります。信号もない一本道をまっすぐ直進すると、10台ほどが停められる駐車場があります。トイレや自販機もちゃんとありますので、それほどワイルドな景勝地でもないですよw
でも道は結構荒れているところを通るのでサンダルやヒールは危険。お子さんにも注意して下さい。
特に展望台のようなものはないのですが、海が見渡せる高台の上には「石垣島最北端」の石碑とその先には灯台。そしてその先は遮るものがなにもなく、ただただ東シナ海が広がっています!!いかにも最果てまで来てしまった感がします。
水平線もぱっきりと見え、サンゴ礁が関係しているのでしょうか、「7色のグラデーション」と言われるエメラルドブルーの海の絶景がそこには広がっています。グラデーションが見たいのであれば、特に晴れた日に行かれることをおすすめします。
石垣島では、数々の絶景スポットがありますが、最北端のこの場所から見る海が一番きれいだと言われています。途中の信号もない一本道も南国感を感じられるので、ぜひ行ってみて下さい!
全国には色々なマニアがいて、この平久保崎灯台は「恋する灯台」と呼ばれています。高さ13.7m、初点灯は昭和40年。
2016年に「恋する灯台」に認定されていますが、何故に認定されたのでしょうか?
まずこの灯台から見る景色が開けた水平線にエメラルドグリーンの海で絶景なこと。青い空と白い灯台のコントラストも美しく、夕暮れ時にはダイナミックなオレンジ色からブルー、パープルなどまるで絵の具を混ぜたグラデーションのような夕焼けが見えます。
こんな光景をカップルが見たらロマンチックゆえにいつまでも心に残り、より愛が深まるところから恋する灯台と呼ばれるようになったのだとか。
灯台のもつ最果て感に旅のロマンを掻き立てられるのでしょうか。ぜひカップルで訪れてみたいところですね。
石垣島の北端にある平久保崎。平久保崎へは、レンタカー、タクシー、バスの3通りのアクセス方法があります。
車での意外にアクセスは楽ですが、バスは本数が少ないのでちょっと大変かも知れません。
まずレンタカーは空港で借りることになりますが、「Mapcode(マップコード)」でナビに入れると簡単です。(住所:石垣市平久保(ひらくぼ) 234-50 マップコード:1036 068 633*34)
新石垣空港から平久保崎へは約50分。途中、信号が全くありませんので、スピードの出しすぎに注意して下さい。また、石垣島北部では人の飛び出しではなく、動物の飛び出しにも注意が必要です。
また駐車場は無料で15台ほど置けるスペースがありますが、夏場のハイシーズンなどは止められないこともあります。
しかし、回転が早くそれほど待たずに停められることが多いです。なお、駐車場にはトイレも有りますので、心配ならすませていきましょう。
駐車場から灯台方面へは2分ほど緩やかな坂を下ります。
タクシーは新石垣空港にいますが、市街地からだと流しのタクシーもいます。
新石垣空港から平久保崎への所要時間は50分、島の南部のバスターミナルからだと80分です。料金はそれぞれ約3,500円、5,000円です。
ただ、平久保崎ではタクシーがまったくおりませんので、タクシーで行く方は予め往復の予約をしたほうがいいでしょう。
バスターミナルから空港を経由して平久保崎まで、なんと「平野」行きバスが出ています。しかし日に3本で1路線のみという、観光客には少々ハードルが高い条件かも知れません。
料金は島の西部にある空港からでも片道920円なので、1,000円のフリーパスを使うのがおすすめです。
平久保崎の最寄りバス停は「平久保」ですが、実際に降りるのはそこから1分ほど手前です。
「えっ?バス停じゃなくても下りられるの?」というあなた、そのとおりです!平久保崎へのバス路線は、フリー乗降区間となっていて、平久保崎への最寄りの場所でバスを下りられるのです。
その場合、運転手さんに「乗車しますよ!」と右手を上げてサインを出すことが重要です。そしてバスに乗り込んでからも「平久保崎へ行くこと」を運転手さんに伝えて下さい。
帰りもしかりで、行きにバスを下りた場所で手を上げてバスを停め、乗り込んで下さい。
こうしたアナログなバス体験ができるのも石垣島ならでは。黄色いスクールバスのような可愛いバスでしばしロコ気分になってみるのもいいですね!