沖縄取材に出かける1週間前、早朝テレビ朝日を見ていると、沖縄市コザの映画館「シアタードーナツ」代表の宮島真一さんに焦点を当てたドキュメンタリー「日本のチカラ」に偶然出会い、「これは!」と宮島さんに連絡を取ったのがきっかけです。名前のとおりドーナツを食べながら、映画を観ることが出来る映画館ですが、沖縄県産の作品やドキュメンタリー映画が中心で、上映する作品にもメッセージを感じます。
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宮島真一さんは生まれも育ちも沖縄市・コザという生っ粋のコザ人。大学卒業後、ラジオやイベント等を主催。ローカルタレントとしての活動を始め、2013年から沖縄市の観光をPRする深夜のテレビ番組『コザの裏側』(琉球放送)の司会者をミキトニーこと糸数美樹さんとともに務め、2014年には「ちゃんぷる~沖縄市大使」にも就任。もともと映画好きで、映画製作スタッフなどの仕事をされていたこともあり、「シアタードーナツ」を2015年4月にオープンさせたそうです。
沖縄市・コザの中心ミュージックタウンがある胡屋十字路からすぐ、国道330号線沿いに小さな入口を見つけました。ロビーは映画館といういうより、カフェ、雑貨屋さんといった雰囲気。
まずは、見て欲しいのが、YouTubeよりQAB琉球朝日放送の「CATCHY」というニュース番組を紹介します。2026年のGW中に放送されたものです。その中で告知されていますが、2026年5月11日から17日に毎晩「春の香り」の舞台挨拶があります。
この日の上映は6作品。欲張って2日間で2作品を見ました。「人生フルーツ」と「ジーマーミ豆腐」
「ジーマーミ豆腐」95%のロケ地が沖縄で、沖縄の自然、食文化、人の魅力などが凝縮された映画です。2018年に桜坂劇場で上映されており、沖縄REPEATでも記事にしました。
シンガポール発!映画『ジーマーミ豆腐』のストーリーなどはこの記事をご覧ください。
「人生フルーツ」は2017年6月からシアタードーナツでアンコール上映を繰り返してきた映画です。樹木希林さんのナレーションで老夫婦がゆっくり時をためてきた姿を見て欲しい映画です。
チケットは、1階のカウンターで購入。ショーウインドウには可愛らしい揚げたてのドーナツが種類ほど並んでます。
このドーナツは宮島さんの奥様の手作りで、ドーナツや飲み物をオーダーすると、席まで運んでくれます。
こちらのスペースは飲食のみの利用も可能。窓際の明るい陽射しが入るカウンター席でのんびり読書なんかも出来そうです。
ガレッジセールのゴリさんこと照屋年之監督の「洗骨」や岸本司監督、尚玄さんの「ココロ、オドル」のポスターには出演者たちのサインが書かれています。いずれも沖縄県産映画ですね。
大きな扉を開けて入ると、正面には120インチほどのスクリーンがありました。ゆったりくつろげるソファやテーブルがあり、まるで大きなリビングのようで、リラックスした雰囲気の中で映画が鑑賞できるようになってます。
私は一番前のソファー席に陣取り、我が家のようにくつろぎます。もちろん私の家のリビングはこんなに大きなスクリーンはありませんけどね。
しばらくすると注文したアイスコーヒーとアイスクリーム+ドーナツが運ばれてきました。映画を見ながらドーナツなんて嬉しいですね。
宮島真一さん自らが前に出て前説。上映する作品の解説と挨拶がありました。
映画を観賞する前、シアタードーナツで上映する作品を選ぶポイントを宮島真一さんに伺いました。『誰に何を伝えたいかが明確になっている作品』。宮島真一さんはそうおっしゃってました。この映画を観て、この言葉の意味が分かった気がします。
2019年7月に1階にもスクリーンができました。
こちらが1階のスクリーン。
各スクリーンで1日3~4本上映、合計6~8本を一日で上映しています。
シアタードーナツの公式ホームページはこちらです。映画の予告編もありますよ!!

出典:シアタードーナツHP
1960年代、住宅公団の都市計画に携わり、自然と共生したニュータウンを設計します。しかし、高度成長期の経済優先の時代にあわず、無機質な大規模団地となります。津端修一さんは、この仕事とは距離を置き、自ら手がけたニュータウンの一角に土地を買い、雑木林を作り上げていきます。庭には70種の野菜と50種の果物を育て、妻英子さんの手で美味しいご馳走に変わっていきます。
「人生フルーツ」の予告編、宮島さんのコメントはシアタードーナツのHPでご覧ください。
平一紘監督の「ミラクルシティコザ」の撮影でコザに滞在してた桐谷健太さんが、カフェと間違えてシアタードーナツに入ったそうです。映画館とわかるとこの「人生フルーツ」を見られました。
「ミラクルシティコザ」はアマゾンプライムで配信中です。
jimama(ジママ)主演のミュージックエンターテイメントの映画。R&Bの聖地・コザの銀天街を舞台に、町おこしを目指すアラフォー女性たちが街の不況や貧困などの事情を抱えながら、バンド活動でかつての夢を追う姿をパワフルに描き出しています。(U-NEXTのあらすじより引用)
2025年7月26日に開催された「コザママ」の中川陽介監督ら、出演者による舞台挨拶です。「コザママ」はU-NEXTで配信されています。
「胡屋(ごや)」バス停目の前だから、便利です。
那覇バスターミナルから約1時間。沖縄バス77番名護東線(名護バスターミナル行)、琉球バス交通23番具志川線(具志川バスターミナル行)を利用すれば1本で行きます。
バスなび沖縄等のバスアプリから検索すると運行ルート、時刻表、接近情報などよくわかります。
シアタードーナツの駐車場は、周辺の商店街隣接の駐車場やミュージックタウンの駐車場を利用してください。
ミュージックタウンは1時間/100円になります。(徒歩2分)ミュージックタウン内にあるエイサー会館も同時に見ていただくと割引があります。エイサー会館有料ゾーンをご利用の場合、駐車料金は、300円(3時間)割引。無料ゾーンのみご利用の場合は100円(1時間)割引です。
コザに泊って、映画を見て、ライブハウスをはしごするなんて最高です!

出典:楽天トラベル
中の町なかどおりにあって、便利な立地です。パンと珈琲、スープの軽食サービスもありがたいです。

出典:楽天トラベル
写真はツインルーム。シングルルームの他、バリアフリールーム、別館のコンドミニアムタイプなどがあります。

出典:楽天トラベル
パークアベニューにも近い老舗ホテルです。駐車場50台収容で無料。

出典:楽天トラベル
清掃時間(12:00~15:00)を除き、深夜でも、午前中でも利用できる大浴場。

出典:楽天トラベル
全体に比較的広めの部屋です。シングル、トリプル、フォース、和洋室、和室などもあります。

映画「エイサーどんどん」でも使われた築60年の古民家ゲストハウスです。ここはオーナーの秀さんの人柄に惚れたリピーターが多い宿です。秀さんは、上記の通りまち歩きガイドとして、カフェオーシャンを含めたコザのガイドが出来る方です。私も一番最初に泊ったときに、沖縄唯一の銭湯中乃湯を紹介してもらいました。
オーナーの秀さんは三線が弾けるので、泡盛を飲みながら三線ライブです。泡盛はいろいろな銘柄をおいてあるので、飲み比べを楽しむのもいいですよ。秀さんが泡盛のことも教えてくれます。
本物の古民家なので、仏壇もあります。少人数だと間仕切りをして利用します。他に裏座やカーテンで間仕切りをして2名1室で利用するドミトリーもあります。
オーナーの秀さんと息子さんの二人でやっています。昼間はパーラーアラマンダとして、沖縄そばや沖縄ぜんざいなどが楽しめます。
住所:沖縄市中央1-3-17(沖縄市胡屋バス停前
電話:070-5401-1072
営業時間:10:30~21:00 ※年中無休
上映チャージ1,500円、中高大生1100円、小学生700円
シアタードーナツの公式ホームページはこちらです。映画の予告編もありますよ!!