昔ながらの風景が残る竹富町。水牛に揺られながらゆっくりと島を巡ったり、のんびりと古き良き沖縄を感じられる人気の離島です。しかしこの度、9月1日より環境保全を目的として、竹富島を訪れる観光客を対象に任意で1人当たり300円の「入域料(入島料)」を徴収する事になりました。
竹富町は、八重山諸島に属する9つの有人島と7つの無人島からなる島々の町。赤瓦の民家と白砂の道など沖縄の伝統的な町並みが残る竹富島、マングローブやイリオモテヤマネコなどの大自然が残る西表島、ドラマ「ちゅらさん」の舞台となった小浜島、日本最南端の有人島・波照間島、どこまでも牧場が広がる黒島、ドラマ「瑠璃の島」のロケ地・鳩間島、サンゴ礁の海に囲まれた新城島など、豊かな自然と文化が残る「南の(ぱいぬ)島」が点在しています。
沖縄県竹富町は2019年9月1日より、環境保全を目的として、同町の竹富島を訪れる観光客を対象に任意で1人当たり300円の「入域料(入島料)」を徴収すると発表しました。集めた資金は環境維持のほか、自然を損なう恐れがある開発用地の購入などに使われます。2015年に施行された「地域自然資産法」に基づく取り組みで、全国初のケース。
竹富島への入島料は、ユーグレナ石垣港離島ターミナルと、竹富港ターミナルの2カ所に設置される券売機で徴収されることになりました。但し、支払うかどうかは任意とし、券の確認などはしないそうです。竹富島への入島は年間50万人にも上るとされ、すべての人が支払った場合、1億5千万円になりますが、任意のため、支払わない方もいると考え40%程度(年約6千万円)の徴収を見込んでいます。
まず頭に浮かぶのは、竹富島のこの赤瓦の風景。昔ながらの沖縄の風景が残っています。
海の中を水牛にゆらゆらと揺られたり。
のどかな風景が癒してくれます。
波照間島では、白い砂浜に青い海。波の音を聞き何もない幸せを感じられます。
大自然が残る西表島ではジャングル、滝、海、マングローブの生い茂る川があります。西表島の仲間川は、日本一のマングローブ流域面積を誇ります。
小浜島のこの風景。ドラマ「ちゅらさん」を観た方は、懐かしく感じるのでは?今では貴重となった沖縄の原風景が見られるのも、竹富町の醍醐味です。
任意ではありますが、この美しい島の環境維持に役立つのであれば、入島料の300円は安いのかもしれませんね。
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