58号線に焦点を当てたガイドと歩く・那覇まちまーい「沖縄の大動脈!終点から歩く国道58号線」に参加して、58号線を詳しく知っていきましょう!その第3弾です!今回も盛りだくさんです。それだけ見所があるんですね。若手ガイドの粟国龍哉さんに案内していただきました。お楽しみに!!
第1弾 国道58号線の終点・明治橋編の記事はこちらです。
第2弾 国道58号線の終点・竜がまちに現るの記事はこちらです。
那覇まちまーいは、那覇市観光協会が実施している街歩きのことです。ガイドとともに町を歩き、地元の人とのふれあいや、ちょっと目線を変えて楽しめるコースがたくさんあります。この沖縄REPEATでも何度かこのコースに参加して記事を書かせてもらっています。
さて、今回は「沖縄の大動脈!終点から歩く国道58号線」の第3弾、泉崎交差点を越えて、久茂地の交差点方面をご紹介します。
1676年創建された孔子廟は、58号線沿いの那覇商工会議所ビル前のこの地(那覇市久米2-2-10)にありましたが、残念ながら沖縄戦で焼失し、1975年現在の福州園(那覇市久米2−29)に再建されました。
明倫堂は琉球における公立学校の始まりで、儒学を中心に教えられた場所です。こちらも福州園の方に移っています。
58号線、久茂地交差点を中心に東西の分離帯は写真右手の方のように、緑地帯になっていますが、左手の方はブロックだけで取り外しができるようになっています。毎年10月の体育の日を含めた3連休中日の日曜日にここで大きなイベントが開かれます。すぐに、答えが出てきますが、さて、何でしょうか。
西側は女綱、早朝5時頃搬入されてきます。
東側は男綱。
両側から綱寄せをしてきます。この真ん中が久茂地交差点になります。もう、おわかりですね。那覇大綱挽きまつりメインを飾る大綱挽きです。
大綱挽き写真提供:長岡芳正さん
綱寄せすればもうすぐ始まりです!!
2016年の那覇大綱挽きの記事はこちらです。
誰もが知る58号線沿いの24時間営業(現在は8時~24時)の食堂は「みかど」と「三笠」。お母さん達が厨房で腕を振るっています。
この隣にあった「三笠」はビル取り壊しに付き2016年末にすぐ近くに移転しました。
「みかど」のある角、第3松栄ビルから100mくらい先に移転したのが「三笠」です。
「みかど」の紹介を含む那覇で家庭料理を食べるならここ、おすすめ食堂5選の記事はこちらです!
「三笠」の紹介を含む那覇のおすすめ食堂、口コミが多かった食堂5選の記事はこちらです!
と言われても何のことかわかりませんね。ここは58号線前島交差点がある潮渡橋(しおわたりばし)です。ここで、「仲西ヘーイ」と絶対に口に出してはいけません。大変なことがおきると言われています。
「仲西ヘーイ」と呼ぶと、「ヘーイ」といって妖怪の仲西がやってくるそうです。この時ガイドの粟国さんは、声に出さず、このように見せてくれました。
仲西がやってくると神隠しに遭い、どこにいるのかわからなくなり腑抜けになってしまいます。場合に寄れば廃人になったり、死に至ることもあると言われています。しかし、その姿を誰かが見つけ、おしりを3回蹴飛ばすと元に戻るそうです。もし、勇気ある方、潮渡橋で「仲西ヘーイ」と。沖縄REPEATは責任もちかねますのでご了承ください。(笑)
3回にわたって国道58号線の終点から約2kmを歩いてみました。車で走ると数分のでき事ですが、58号線にもドラマがたくさんあります。ガイドしていただいたことをすべてご案内できたわけではありません。是非、まちまーいで那覇の町を歩いて、その不思議なところを見てきてはいかがでしょうか。
第1弾 国道58号線の終点・明治橋編の記事はこちらです。
第2弾 国道58号線の終点・竜がまちに現るの記事はこちらです。
住所:那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇3F 電話:098-860-5780
受付時間:9:00~17:00 電話、HPから申し込みができます。
那覇まちまーいのホームページはこちらです。各コース案内、参加申し込み等はこちらからどうぞ。
まちまーい参加券を提示すると、主な観光施設の割引優待が受けられます。