令和元年10月31日に首里城が火災にあってから、もうすぐ3年がたちますね。燃えてからすぐ、コロナだったと考えると、ずいぶん前のような、この間のような‥。不思議な感じです。いろんなことが止まってしまたような月日のなかで、それでもなお再建の話が進んでいるようですね。 そんな中、少しでも再建の力になろうと、ボランティアに参加してきましたのでレポートです。
11月30日まで期間が延長されました。
無料で応募できるボランティアを見つけて応募しました。事前予約も当日受付もできます。
シャモット=正殿の破損瓦の粉末です。 赤瓦の原料の一つになります。令和元年10月31日未明焼失した首里城正殿で実際に使われていた瓦のなかで、焼け残った瓦を砕いて、再利用できるようにする作業がボランティアの作業になります
これが砕かれる前の赤瓦
これを、作業用のコーンの下におきます
飛び散るのを防ぐためのコーンをかぶせて
砕きます。鉄の棒で上からつぶす感じで砕いていきます。
これだとまだ荒いので、細かくなったものだけを振るいにかけて、大きな塊はまた砕く作業をします。
その繰り返しです。
この細かさまでしないといけません。
だいたい2センチ四方までくだきます。なかなか力がいりますよ
作業が終わるとこんな記念賞がもらえます。思い出になりますね。
まず、首里城自体は何度もみていても、それがどんなものからできてるかを意識したことはなかったので、その原材料を見たというのが良い経験になりました。
また、その材料が火災で燃え残った瓦というのも、感慨深くて、「再生するんだ!」っていう思いれが強くなりました。
あとは、やはり、沖縄県民の悲願である、首里城再建に自分が、微々たるものでも役に立てた、というのは一番うれしかったです。
自分以外にもたくさんの方が来ていて、「みんなでやってる!」という共同意識見たいのも感じて、これも嬉しかったですね。
まだボランティアは募集中です。ぜひ参加してみませんか? 観光の合間にもできます。旅行の方もぜひ!
実施日:令和4年8月3日(水)~11月6日(日)
時間に関して
午前の部 作業9:00~11:30
午後の部 作業13:30~16:00
作業自体は30分程度です。
参加資格:誰でも参加可ですが、⼩学4年生以下の方は活動の際、保護者等の同伴が必要など、条件があります。
受付については、首里城正殿赤瓦のシャモット製作ボランティアの募集要項をご覧ください。