名護市が2020年8月1日、50歳の誕生日を迎えました。本来なら50周年を祝って、数々の祝賀行事が予定されていたものの、コロナ禍にあって、名護市民会館での行事は無観客、youtubeでの中継となったものの、東海岸のカヌチャベイ、名護市北部の羽地内海を望む屋我地島、名護漁港の3カ所をリレーする花火が打ち上げられました。
名護市は1970年8月1日に、名護町、屋部村、屋我地村、羽地村、久志村の1町4村が合併して、誕生しました。
名護の主な歴史を振り返ってみましょう!
1956年 ひんぷんガジュマルが県の天然記念物に指定
1957年 沖縄ビール(株)(現オリオンビール(株))設立
1972年 ヘリオス酒造(株)が那覇から許田に移転
1979年 日本ハムファイターズが初の春季名護キャンプ
1981年 Team Zoo(象設計集団+アトリエ・モビル)設計による名護市庁舎が完成
1994年 名桜大学開学
1997年 ひんぷんガジュマルが国の天然記念物に指定
2000年 九州沖縄サミット首脳会議がザ・ブセナテラス内の万国津梁館で開催
2006年 津嘉山酒造所が文化庁の有形文化財に指定
リレー花火は、東海岸のカヌチャベイからスタート、羽地内海を望む屋我地島、そして、最後に名護湾の名護漁港で打ち上げられました。
特に名護湾での花火は、20分間。光文字「NAGO50」をバックに見事な花火を見せてくれました。
名護湾に映える花火の美しさと迫力は満点!!
名護市の市制50周年、おめでとうございます!
名護の光文字は、毎年成人の日に名護市東江中学校出身の新成人が点し始めて25年。25年目の2020年は「命」。「礼」「親」「今」など毎年1文字のメッセージが発信されます。
今回は市制50周年を記念して「NAGO50」の文字が、2020年8月6日まで点灯されます。
沖縄県には現在11の市があります。今回の名護市より1ヶ月早く50周年を迎えた浦添市、2021年5月20日には、那覇市が市制100周年を迎えます。沖縄県全市の誕生年と2020年は何周年か古い順に表にしてみました。
特に2021年に100周年を迎える那覇市、50周年を迎える糸満市は、周年事業を盛大に祝えるように、コロナが過ぎ去っていることを願います。
取材・写真:山入端学 文:沖縄REPEAT編集部