本部半島の今帰仁村にある蔵元「今帰仁酒造蔵まつり」が三年ぶりに開催されました。今年のテーマは「令和の酒造り」だそうです。今回の蔵まつりでしかなかなか手に入らないお酒も登場するとのこと。プレゼントあり、地酒ガチャあり、ステージあり、抽選会あり、子供たちも楽しめる風船プレゼント、輪投げ、お菓子詰め放題など、魅力あふれる内容の蔵まつり。世界遺産に登録された今帰仁城の麓でのんびり泡盛を飲みながら楽しみました。
今帰仁酒造は、本部半島に位置する長い歴史と美しい自然の村「今帰仁」にあります。
世界遺産に登録された今帰仁城の麓、24基の大型貯蔵タンクは今帰仁酒造のシンボルとなっています。
古い歴史を持つ今帰仁村は、沖縄本島の北部、東シナ海に突き出た本部半島の北岸と古宇利島からなる「美しき古里」。そのまま泡盛の銘柄にもなっており、水に恵まれたこの地で今帰仁の銘酒は育まれたそうです。それを学ぶべく蔵元見学ツアーも今回の蔵まつりでも開催されていました。もちろん参加費は無料です。
蔵まつりの受付に行くと苗木のプレゼントをしており、私たち県外のゲストには、シークワーサーの原液をプレゼントしてくれました。なんと素敵なお心遣い。泡盛カクテルにはこのシークワーサー原液を使うのでとってもうれしいプレゼントでした。
まずは屋内にある試飲コーナーにて、泡盛やリキュールをいただきました。
定番の「千年の響」や芋焼酎「IMUGE.」、新しく発売されたヨーグルト酒など種類も豊富。
泡盛仕込みヨーグルト酒は、沖縄本島今帰仁村の麓、乙羽山麓で育てられた生乳をたっぷり使用したヨーグルトのお酒で、濃厚でトロっとした飲み口とほんのり広がる泡盛が特徴です。
プレーンとマンゴーは試飲しましたが、今回初披露のイチゴ味は、試飲こそ出来ませんでしたが、なんと今はここでしか手に入らない超レアものなんだとか。もちろん即買いしました。
そして開発に開発を重ね、ようやく完成した今帰仁酒造の芋焼酎「IMUGE.」。
一世紀ぶりに蘇る「IMUGE.」は、かつて琉球庶民が愛した幻の自家製芋酒です。
沖縄県産紅芋と黒糖は伊平屋島産を使用しているそうです。
蔵まつりでは特別にIMUGE.の原酒（37度）が発売されてました。この原酒は100本ほどにも満たない数しか製造しておらず、ほぼ流通しないとのこと。希少価値高いこだわり抜いたこの逸品も即買いしました。
外のテントには福袋ならぬ福箱と称して泡盛のお得セットがかなりお買い得価格で販売されてました。
そして面白いのが泡盛業界初の「地酒ガチャ」。通常のガチャが300円、ハイパーは1000円。
ハイパーは5等でも一升瓶ですからね。こんな素敵なガチャガチャは見たことありません。びっくりするほど破格です。やりたかった、やりたかったな。家が近所だったら10回ぐらいやってました。
そして2000円お買い上げごとに1回できるガラポン抽選会。2回やって赤３等賞当たりました！やったー！
というわけで、買わないつもりが、思いがけず泡盛がたくさん増えてしまい、送ることにしたのですが、全国どこでも特別に送料1000円で、あとは蔵元さんが負担してくれるという素晴らしいサービスをやっていたのです。ガチャもやっておけば良かったです（笑）。
ステージでは地元のクラブやライブ、落語など、1日に10演目ほど朝から夕方まで目白押し。
今帰仁村の沖縄アブノーマルゆるキャラ第一位のナッキーのキャラクターショー
北山亭メンソーレさんの落語もやってました。
キッチンカーやテントでは、屋台飯、でっかいパン、やぎ汁、泡盛ソフトクリームなど、色々なお料理が食べられます。
また泡盛BARコーナーでは、6種類の泡盛が500円で一日無制限飲み放題でした。これは一日いたら飲み過ぎちゃいますね。
今帰仁酒造は、通常営業のときも蔵見学をはじめ、蔵元直売店にて無料試飲や販売も行っているそうです。
周辺には、「琉球王国のグスク及び関連遺産郡」として世界遺産に登録された今帰仁城跡をはじめ、古宇利島、フクギ並木、備瀬のワルミなどたくさんの観光名所がありますので、あわせて見学されるのもよいかもしれませんね。
〒905-0401
沖縄県国頭郡今帰仁村字仲宗根500番地
E-mail：order@nakijinshuzo.jp
Tel：0980-56-2611
今帰仁酒造のHPはコチラです。
