コロナウィルスとの共存に向けて舵を切りつつある現在、沖縄にもたくさんの観光客が訪れるようになりました。沖縄旅行を計画する際に、重要なのは移動手段。沖縄旅行中に便利なのはレンタカーですが、レンタカーなしでももっと気軽に沖縄旅行を楽しめる移動手段はないのか?沖縄での移動手段と、県外在住の観光客限定のお得な情報を紹介します。
沖縄旅行を計画する際、大切なのは沖縄の移動手段。ロスなく観光やホテルへに移動するにはどうすればいいかが悩みどころです。電車のない沖縄での移動手段といえば、レンタカーやバス、モノレールにタクシーとなりますが、それぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。
やはり沖縄旅行で一番人気の移動手段はレンタカーですよね。メリットは、行動範囲が広がって時間の自由がきくこと。
デメリットは、レンタカーを借りるまでに時間がかかったり、渋滞に巻き込まれたり。慣れない沖縄の道を運転する不安や、お酒好きの方は運転中は飲めないという難点もあります。
それと最近の沖縄では、レンタカー不足で予約が取れない、またレンタカー料金の高騰が問題となっています。レンタカーが借りたくても借りれないのは本当に困りますね。
次の沖縄での移動手段は、那覇空港から直結している沖縄都市モノレール「ゆいレール」。那覇市を中心とした移動は「ゆいレール」が活躍する事でしょう。
メリットは運行本数の多さ。ダイヤは約10分おきに運行しています。那覇市内は車の渋滞が多いので、レンタカー移動よりもゆいレールを利用する方がスムーズに移動できます。また、高所を走るモノレールのため車窓からの見晴らしがよく、沖縄の街を眺めながら移動ができることも人気のひとつです。
「ゆいレール」で那覇市内を観光する場合は、紙チケットとして「ゆいレールフリー乗車券」の使用が便利でお得。1日フリー乗車券は800円、2日フリー乗車券は1400円で、それぞれ24時間・48時間使用が可能です。また、沖縄MaaS(電子チケットサービス)にてスマートフォンで「ゆいレール24時間券・48時間券」を購入することも可能です。
デメリットは那覇を中心としたエリアの移動に限られてしまう点です。沖縄本島中北部や南部に行きたい場合、ゆいレール利用だけでは行くことができません。
次の沖縄の移動手段はバス!ゆいレール以外に鉄道が存在しない沖縄では、鉄道に代わる交通インフラとしてバス路線が充実しています。沖縄本島には東西南北に「路線バス」が運行しているので、沖縄の隅々まで回ることができます。
また観光スポットを巡ってくれる観光バスのツアーも多くあり、効率よく沖縄の観光スポットを回ってくれるので、迷ったりする心配もありません。様々なバスツアーが用意されているので、自分にぴったりのものを選ぶことができますね!行きたい目的地がハッキリしているのなら利用価値は大です。
デメリットは、慣れない観光客にとって路線バスを使いこなすのは至難の業。エリアによっては運行本数が少ないこともデメリットのひとつ。そしてバスが時間通りに来ない可能性があるということ。沖縄は車社会なので、都市部では特に渋滞が発生することが多く、バスが渋滞に巻き込まれるなどすると定刻に到着しないこともあります。
目的地までのバスの経路検索もできる沖縄MaaSで、便利な電子チケットを買うこともできます。詳しくはこちら!
沖縄では、ちょっとそこまで!の距離でもタクシーを利用する方が多いです。それは基本料金が全国的に見ても安い料金設定となっており、近距離で利用する分にはとても便利。ただ通常のタクシーはメーター制で、距離と時間で料金が計算されるため、観光で長距離使用するにはお値段的にも向いていません。
しかし沖縄には「観光タクシー」があります。観光タクシーは時間単位でレンタルでき、ほとんどの場合、タクシーを借りる時間に応じて定額料金が設定されています。そのため、自分で料金を設定して目的地を決めておけば、それ以上にお金がかかる心配はありません。
メリットは、所定の観光地を巡るルートはもちろん、時間内であれば自由に移動できる「フリーコース」もあり、行きたい場所に行けること。またその土地を知り尽くしたドライバーが、ガイド付きでその土地ならではの場所に連れて行ってくれたり、観光本には載ってない穴場を案内してくれることも!
デメリットとしては、タクシーも車なので渋滞に巻き込まれる可能性もあったり、車内でプライべートな話がしづらいなど、狭い空間ならではのデメリットがあるようです。
移動距離に限りがありますが、最近沖縄で注目なのがシェアサイクル(自転車シェアリングサービス)やキックボードです。
シェアサイクルは、数年前から始まったサービスで、考え方としては、自転車をみんなでシェアし、みんなで同じ自転車を所有して使うといったイメージです。会員登録をして、サイクルポート(自転車の貸出や返却ができる指定場所)を活用して、レンタル自転車よりも気軽に、都合に合わせて使いやすいのが特徴。シェアサイクルのメリットは、借りたサイクルポートでなく、違うサイクルポートにも返せるという点です。シェアサイクルは、電動アシスト付き自転車がほとんどなので、坂道の多い沖縄でもラクラクです。
そしてレンタル電動キックボード。電動キックボードは、バッテリーとモーターを搭載したキックボードのことです。電動キックボードは「原動機付き自転車」と同様の扱いになるため、乗る際は、原則的に免許とヘルメットが必須です。ナンバー付きのレンタル電動キックボードは、公道を走ることも可能。
シェアサイクル・レンタル電動キックボードのメリットは、徒歩に比べて楽に移動できるということ。車や電車に比べてゆったり&自分のペースで移動できるので、他の交通手段では出会えない予想外の発見があったり、寄り道も自由自在。沖縄の生活・日常を感じられるというところですね。
デメリットは、移動距離に限りがあり、雨の日は利用できないということと、電動キックボードは、免許を持ってない方は利用できないということです。
◆その1
モノレールやバス、フェリーのチケットがオンラインで購入可能。事前購入が出来るので券売機に並んだり、現金払いをする手間がなく、スムーズな移動を実現!
◆その2
レンタカーに頼らなくても、モノレール・バス・フェリーの連携で、那覇空港からのスムーズなアクセスが可能に!
◆その3
旅の交通手段だけでなく、観光スポットやアミューズメント施設とも連携しているので、移動用のチケットに加えて観光スポットなどのチケットも事前にセットで購入してしまえば、あとは沖縄を目一杯楽しむだけ!
◆その4
ゆいレール、バス、観光施設をまとめた、「沖縄MaaS」ならではのお得なセット券も購入可能です。公共交通機関を使った便利でお得な旅ができる!
「沖縄MaaS」は、登録しないとプラン検索ができないため、沖縄旅行の計画の時に登録するのがいいと思います。沖縄旅行の計画を立てながら、その計画プランにピッタリのお得なチケットを検索するのがベスト!
東京バスのフリーパス(一日乗車券)を利用すると、那覇の国際通りからウミカジテラスやイーアス沖縄、道の駅いとまんやアウトレットモールあしびなーなど、沖縄本島の南部観光が便利に巡ることができます。
さらに、それぞれの観光スポットで使えるクーポンも配布しています。
こちらは沖縄エアポートシャトル。沖縄エアポートシャトルは、那覇空港や那覇市内から恩納・名護のリゾートエリア、沖縄美ら海水族館や備瀬のフクギ並木など、沖縄本島の主要観光スポットに気軽にアクセスできます。恩納や名護のリゾートホテルに宿泊予定、または沖縄美ら海水族館に行かれる方はぜひ利用してください。
沖縄エアポートシャトルは、那覇空港と沖縄美ら海水族館を最短で約2時間で結び、1日22便(往路復路各11便)と運行数も多く便利。クルマがないと何かと不便だった沖縄旅行ですが、沖縄での新しい「移動手段」として最適な沖縄エアポートシャトルを、便利に活用しましょう。
こちらはゆいレール+お得なチケットです。ゆいレールと東京バス共通乗り放題券を利用すれば、浦添市、那覇市、糸満市のエリアを気軽にしかもお得に移動できます。これは利用するしかありませんね!
但し、以下のような注意点の記載もあります。
・ゆいレールで電子チケット利用する場合は、モバイルSuicaおよびモバイルPASMOが設定されていないスマートフォンをご利用ください。モバイルSuica、モバイルPASMOが入ったスマートフォンでは改札機で正しい処理ができない可能性があるため利用できません。
・ゆいレールで電子チケット利用するかつApplePayのサービスが入っているiPhoneの場合、改札機の電波に反応してApplePay画面が上から表示される場合があります。改札入出場時にApplePay画面が出てしまう場合は、駅改札窓口にて個別対応いたします。
これは改札機にスマートフォンを近づけた場合、沖縄MaaSのQRコードではなく、モバイルSuica、モバイルPASMOの方が反応してしまう可能性があるためとのこと。チケット購入時には毎回、商品概要とご利用に関しての注意事項がポップアップで表示されるので、見過ごさないように必ずご一読くださいね。
出典:沖縄MaaS
「沖縄MaaS」を利用するには、チケット購入サイトでの登録が必要です。まず『沖縄MaaSチケット購入サイト』にアクセスをし、メールアドレスを入力し、パスワードを設定するだけで簡単に登録できました。
沖縄旅行でゆいレール・バスに乗る予定がある方は、便利に沖縄旅行を楽しみましょう!