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色とりどりのこいのぼりが空を泳ぐ「第20回平和祈念こいのぼりまつり」開催

色とりどりのこいのぼりが空を泳ぐ「第20回平和祈念こいのぼりまつり」開催

2024年5月2日(木)~5月6日(月・祝)の5日間、糸満市にある平和祈念公園にて「第20回平和祈念こいのぼりまつり」が開催されます。初日となる5月2日(木)は、10時からオープニングセレモニーが行われ、期間中は6メートルのこいのぼりや手作りのミニこいのぼりなど、たくさんのこいのぼりが平和を願い空に泳ぎます。

 

平和祈念公園にたくさんのこいのぼりが空に舞う!

出典:糸満市

第20回平和祈念こいのぼりまつり 概要

■開催期間:2024年5月2日(木)~5月6日(月・祝)
※天候により掲揚を中止する場合があり

■開催場所:沖縄県営平和祈念公園(沖縄県糸満市摩文仁614-1)

■お問合せ:098-997-2765(公益財団法人沖縄県平和祈念財団)

■公式サイトはコチラをご覧ください。

 

平和祈念こいのぼりまつりの趣旨

出典:糸満市

78年前、太平洋戦争の戦没者が苛烈な戦闘の中にあり、ふるさとの父や母、妻や子の幸せと平安、そして世界の平和を願いつつ、無念のうちにたくさんの方々が亡くなられました。これらの多くの戦没者が礎となり築かれた現在の平和で豊かな日本。

出典:糸満市

そして国民の祝日「こどもの日」は、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日です。「平和祈念こいのぼりまつり」は、そんなこどもの日に戦没者の慰霊等や碑の前にこいのぼりを掲揚して、御霊とともに子供の幸せと健康を喜び、平和について考える契機として開催されるイベントです。

 

沖縄県営平和祈念公園について

「平和祈念公園」は、第二次世界大戦の終焉の地、糸満市摩文仁にあり、戦って亡くなったたくさんの人々に祈りを捧げる公園で、資料館や慰霊碑、広場があります。

沖縄の人ばかりでなく、他県の国民や、不幸にも「敵国」として日本と戦って亡くなった外国人をも祀ってあり、今でも戦没者にゆかりのある多くの人が訪れて祈りを捧げています。

平和祈念公園内にある「平和の礎」の前では、手を合わせる人、石碑に刻まれたご家族の名前を愛おしそうに撫でる人、泣いている人、花を手向ける人がたくさん訪れます。美しい島「沖縄」には、忘れてはいけない悲しい歴史があり、その深い傷は癒えることはないだろうと感じました。

国籍や軍人、非軍人を問わず、沖縄戦などで亡くなったすべての人々の氏名を刻んだ記念碑「平和の礎(いしじ)」には、24万人もの戦没者の名前が刻まれており、敵だった米軍兵士も、韓国や中国の方の名前も差別なく刻まれています。

こちらは「さざなみの池」。沖縄よりわき上がった水(平和への願い)が世界に広がりますようにとの願いの下に作られた噴水です。先に見える美しい海は、多数の人々が自決する為に飛び込んだ場所。

この「さざなみの池」の中央にある三角の部分の先には火が灯っており、この火は3つの火を合わせたもの。まず沖縄戦最初の米軍上陸地である座間味村阿嘉島で火打ち石を使って採取したものと、原爆が投下された広島市の『平和の灯(ともしび)』と、長崎市の『誓いの火』から分けていただいた火なのです。

平和を祈りながら沖縄の空を泳ぐこいのぼりを見に行ってくださいね!

☆平和祈念公園の公式サイトはコチラ

◆『平和祈念公園』で沖縄の戦争の歴史を理解するの記事はコチラ

 

平和祈念公園

住所:沖縄県糸満市摩文仁614-1 ☎ 098-997-2765 営:午前9時~午後5時 年中無休

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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

2023年4月25日公開、2024年4月19日更新

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