今回は石垣島の離島ターミナルや繁華街に近いホテル7選をご紹介します。石垣島は沖縄本島よりむしろ好きという人も多いほど人気の島で何度でもリピートしている人も多いんですよ。
エメラルドグリーンの海、浅瀬を進む水牛車のまったりした風景、そして織物や焼き物などの工芸品、トロピカルフルーツ、泡盛などのグルメ。もう何をとっても魅力的ですが、沖縄本島に輪をかけていいホテルが目白押しですよね!
また、離島ターミナルに近いということは、竹富島や西表島などに日帰りで行くのに便利ということです。
今日はそんな石垣島のホテルを紹介致します!
目次
石垣島へは東京から飛行機で約3時間半、大阪からは2時間半、那覇から1時間5分かかります。
沖縄本島から石垣島はなんと410kmも離れていて、東京に行くよりも台湾のほうが近いです。
沖縄本島から石垣島へは現在、船は貨物船しか出ていませんので、那覇から石垣島へ渡るには飛行機しか手段がないということになります。
石垣島の大きさは222.5k㎡で、だいたい大阪市と同じくらいの面積です。
石垣島空港は島の東海岸中程にありますが、離島ターミナルは石垣島の最南端にあります。
石垣島の北側は山岳地帯なので、市街地は南部にあります。また、離島ターミナルや繁華街も南部に集中しておりますので、リゾートホテルなども必然的に南部に集まっています。
ユーグレナ離島ターミナルからすぐ。港の中にあると言ってもいい位置に建つ「ホテルイーストチャイナシー」です。
開業が2004年5月と老舗で、石垣島のランドマーク的存在です。
続々とホテル建設ラッシュの石垣島でも不動の地位を築くかのような高評価はさすが!創業から年数は経っていますが、奇をてらうようなリノベーションはせず、古き良き時代のリゾートの雰囲気を残していていい感じです。
出典:楽天トラベル 写真はハリウッドツイン
全室バルコニー付きでオーシャンビュー、朝食付きで2名20,000円弱とお値段はちょっと高め。19.1㎡~と部屋もそれほど広くはありません。
しかし、ツイン、ダブル、ハリウッドツイン、琉球畳の和室、オーシャンビュー、ルーフテラス付きスイートといろいろな種類の客室があります。
バルコニー付きのため、石垣港が見渡せて、サンセットも部屋から眺められる幸福はなにものにも代えがたいです。
出典:楽天トラベル レストランテラス
ホテルイーストチャイナシーの朝食はバイキングスタイルです。それも、和洋はもとより沖縄、石垣、八重山諸島の食材を使った料理が提供されます。
朝食時にはスタッフとして現地のお母さんが担当しているのですが、とても親切で丁寧です。例えば、料理が少なくなってきたら、すぐに作って補充してくれます。作りたてのゴーヤーチャンプルは絶品です!
ブルーシールアイスのピスタチオなど珍しい種類も食べ放題なのが嬉しいです。
また、レストランは一部テラスになっているので、さわやかな朝の風に吹かれて港を眺めながら朝食を摂ることもできます。
ホテルラッシュの石垣島ですが、長年石垣島のランドマークとして頑張ってきたホテルイーストチャイナシーは、新しいホテルにはない存在感と安定感があるように感じます。
出典:楽天トラベル 写真はエキストラツイン
石垣島離島ターミナルから徒歩9分、新石垣空港からは車で約30分のベッセルホテル石垣島。トリップアドバイザーの「朝食が美味しいランキング」で全国6位、沖縄県内1位を獲得しているホテルです。
部屋タイプはシングル、ダブルから120cm幅ベッドと95cm幅ベッドのエキストラツイン、150cm幅ベッド×2のゆったりツイン、エキストラトリプルなどユニークな部屋タイプがあり、どの部屋も26㎡以上はあります。
青と白の爽やかな色使いのシンプルな部屋で、ゆったりツインでも大人2名朝食あり15,000円程度というリーズナブルさ!
館内設備はプールはありませんが、レンタル自転車やコインロッカー、ダイビング用品を入れておけるダイバースロッカーや洗濯乾燥機も完備なのが嬉しいですね。
離島ターミナルにも近いことから、どちらかというと、ファミリーというよりはダイビング仲間で連れ立っての宿泊に向いているようです。
ともあれ、このお値段で朝食は無料、ベッド幅も広く、離島ターミナルにも近いとなると、コスパがいいため、争奪戦となるのがうなづけますね。
出典:楽天トラベル 八重山料理も出る朝食
ここベッセルホテル石垣島は、さすがトリップアドバイザーの朝食が美味しいランキングに選ばれただけあって、朝食の種類がすごいです。それにもちろん味も高評価!
和洋、沖縄料理はもとより、八重山料理もあるのがレアです。それに石垣島の乳酸菌飲料、「マリーブ」が飲み放題とはすごいです!
沖縄県内だけでも5種類の乳酸菌飲料があるのですが、「マリーブ」は石垣島だけでしか飲めない飲料です。
黄色がかかっていてフルーツ味、さっぱりとした乳酸菌飲料でとても美味しいんですよ!
ただ、朝食が人気なだけあって、混雑する時間帯では席を確保するのが難しいときがあるのが難点!ちょっとピークを外して食べに行くのがいいかも知れませんね。
出典:楽天トラベル 外観
THIRD(サード)石垣島は、石垣島の離島ターミナルにほど近いところに建つ、2020年7月31日オープンのオールインクルーシブプランもある最先端ホテルです。
グレーの外観、エントランスからして間接照明でアーティスティック!ルーフトップバーやブックラウンジもあり、世界のトレンドに乗ってる感じですね。
加えて顔認証で入室、支払いもキャッシュレスとバリバリに新しいもの好きな人には大いにウケそうなホテルです。ただし、年配やファミリーにはどうなのかな?というところはあります。どちらかといえば、女子旅やカップル向きでしょうか。
出典:楽天トラベル 写真はデラックス・ロフト
お部屋はシンプルでナチュラル、無駄なものを削ぎ落とした感じという表現がぴったりくるような内装。遊び心のあるロフト風の部屋もあって、大人でも遊び心のある人にウケそうですね。
ただ、オールインクルーシブでないプランだと予約サイトによってはすごく高い値段になることがあるので、注意が必要です。
出典:楽天トラベル 写真はルーフトップ・バー
石垣島に来る人は、泊まるところにこだわりはないから、とにかく自然の中でぼーっとしていたいというタイプと、石垣島であっても普段使い慣れている都会にいる時と同じように顔認証やキャッシュレスも使いたいというタイプがおられるのではないでしょうか?
ここTHIRD石垣島はもちろん後者の方に向いたリゾートです。
ゴミ回収、タオル交換や各種アメニティ追加は、客室のタブレットから注文でも抵抗がなく、着くなりSNSで「THIRD石垣島なう!」と発信してしまうタイプの方に向くホテルです。
シンプル&ナチュラルで一点のスキもないゲストルーム。電気ポットはBALMUDA、ルーフトップバーやブックラウンジ完備、朝食も黒いお皿で少しずつ提供と、NYやロンドンなど世界の大都市にも負けないお洒落なリゾートです。
出典:楽天トラベル 写真は美崎館ハイフロアオーシャンツインルーム
石垣島のホテルの中で、いちばん離島ターミナルに近いのでは?と思われる「南の美ら花ホテルミヤヒラ」。
4.43点ととても高評価で口コミもたくさん寄せられています。本当に石垣島のホテルはグレードが高いですね。
部屋は美崎館と東館、西館に分かれており、美崎館は新しくイマドキのお洒落な洋室、東館は和洋室もあり、西館はコネクトルームがありファミリーやダイビング旅行にも向いています。築年数は経っていますが、2015年に改装済なので、古さはそれほど感じさせません。
改装済なのにお値段も2名朝食付き14,000円程度なので、とてもリーズナブルですね。
さんぴん茶、シークワーサージュース、泡盛のウェルカムドリンクも嬉しいです!
出典:楽天トラベル 八重山そばも出る朝食
ここ「南の美ら花ホテルミヤヒラ」でも朝食の充実加減が評判です。
和洋はもちろん、沖縄料理もゴーヤチャンプルからもずく酢、にんじんしりしり、タコライスなど代表的なものは押さえており、さらに県産和牛丼、八重山そばなど石垣島の料理も出るのが嬉しいです。
また、以前は朝食は7時からだったそうですが、お客様の声を反映して6時半からになっており、その対応が絶賛されていました。
やはりダイビングに朝早くでかけたい人も多いのでしょうね。
また、大浴場は西館の1階にあり、いつでも自由に入れるのがいいです。「薬草の湯」がとても疲れに効きます!
立地や部屋のグレード、そしてサービスを考えたら、とてもコスパがいいホテルだと思います。
出典:楽天トラベル 写真はAツインルーム
前出のミヤヒラから歩いて3分のところにある「石垣島ホテルククル」。やはり離島ターミナルに近く、徒歩6分の距離です。
このホテルもリーズナブルですが、2名朝食付き15,000円程度からとちょっとお高め。でもお部屋はナチュラルテイストで女子ウケ、インスタ映えする感じでなかなかテンションが上がります。
そして何と言ってもサービスがすごいです!
ウェルカムドリンクとして1階のフリースペースにミネラルウォーター・コーヒー・紅茶・冷たいさんぴん茶
、オリオンビールが飲み放題な上、1日100円でレンタサイクル可、離島滞在中でも荷物預かりサービス、さらに館内に保育所があり、滞在者向けの一時預かりサービスも実施しています。
これはもう至れり尽くせりですね!
出典:楽天トラベル 朝食に出る塩
ほんとに石垣島のホテルは朝食に力を入れているところが多く、なおかつ各ホテルで特徴を出しているので、朝食が美味しいホテルの「激戦区」と言えます。
ここ石垣島ホテルククルでも朝食バイキングは和洋の他、タコス、タコライスなどの沖縄料理、八重山そばなどの郷土料理も出ます。
さらに「島豚ごろごろ」のごはんのお供や、島胡椒、石垣の塩などが並べておいてあり、試食できます。レアな上に買うと高価な調味料が気軽に試食できるのは嬉しいですね!
出典:楽天トラベル 写真はコンド棟ツイン
ユーグレナ離島ターミナルから徒歩12分のところに、The BREAKFAST HOTEL PORTO石垣島はあります。
外観は瀟洒なプチホテル。シンプルな客室と名前通り、豪華な朝食がウリのホテルです。
客室はホテル棟とコンド棟に分かれており、どちらもコンクリート打ちっぱなしのハードな感じと木質系家具のナチュラルな感じがマッチしていい感じ。値段は2名朝食付きで14,000円程度です。
ホテル棟のほうがツイン、ダブル、そしてトリプル、フォースと対応人数が多いです。ファミリーや友達同士に向いていますね。ただ、ツインルームで18㎡と、ちょっと部屋は狭めです。
コンド棟のラウンジでは「カクテルタイム」を設けており、ホテル棟のゲストでも1,000円を払えば参加可能!カクテルタイムでは、17時~20時の間に泡盛、ウィスキー、ワインなどのアルコールが飲み放題となります。
また、豆乳スムージーの無料サービスがあるのも嬉しいですね!
出典:楽天トラベル 超豪華な朝食
このホテルは2019年4月にリブランドして「The BREAKFAST HOTEL PORTO」となったようです。それまでは「ホテルWBF PORTO石垣島」でした。
ホテル名に「BREAKFAST」とつくほど、朝食に自信があるのかと思ったら、それもそのはず。
朝から近海マグロ、イラブチャー、ミーバイ等海の幸が盛り放題の海鮮丼!石垣牛のローストビーフ、石垣牛カレー、三枚肉、島豆腐のお味噌汁、沖縄定番のタコライスに八重山そば、デザートにはブルーシールアイス、フルーツという豪華さ!
特に朝食に惜しげもなくうちなー高級魚を出してくれるので、朝からとれとれピチピチな海鮮丼が味わえるのは嬉しいですね!
お洒落な上に超豪華な朝食、アルコール飲み放題とサービス充実で、かなりコスパもいいのではないでしょうか?!
出典:楽天トラベル アートが印象的なフロント
ホテルエメラルドアイル石垣島は、前出のThe THIRD石垣島の裏手あたりにあるホテルで、離島ターミナルまで徒歩4分。
まるでブティックかのような外観。中に入るとスタジオ風で、ところどころにアートが散りばめられており、インテリアにも気を配ったお洒落な印象です。
ややもすると大都市のホテルよりもおしゃれなのではないかという印象さえあります。
お部屋は白とナチュラルなインテリアで構成されたシンプル系。シングルなどは11㎡からと狭いですが、ベッド幅は110~140cmと広くゆったりくつろぐことができます。
お値段はツイン2名朝食付きで11,850円とリーズナブル!
屋上にはルーフトップテラスもあって、満点の星空を眺めることができます。
出典:楽天トラベル その場で握ってくれるおむすびの朝食
ホテルエメラルドアイル石垣島の朝食は、なんと無料です!
しかし、バイキングではなく、その場で作ってくれるスパムがのったおにぎりと具だくさんのお味噌汁、お漬物と至ってシンプル。
しかし、その場で作ってくれるおにぎりがいかに美味しいかを再認識することができます。
朝食にバイキングなんて食べきれない、朝食はシンプルでいいという人には特におすすめですね。
こちらのホテルもおしゃれな外観、内装にシンプルでナチュラルなお部屋、そして無料の朝食とかなりコスパは良さそうです。