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琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

「ヤハラヅカサ」のある百名の海岸からほど近い場所に、2つの泉があります。西側を受水(ウキンジュ)、東側を走水(ハインジュ)といい、受水に面して御穂田(ミフーダ)と呼ばれる田があります。琉球における稲作発祥の地という伝説があり、旧暦1月の最初の午の日には、親田御願(ウェーダウガン)と呼ばれる田植えの儀式が毎年行われています。

 

【琉球の稲作発祥の地】

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

「受水走水」も東御廻り(あがりうまーい)の一つ。「ヤハラヅカサ」にアマミキヨが上陸して、「浜川御嶽(ハマガーウタキ)」で仮住まいして、すぐ近くのこの「受水走水」で稲作を始めました。

 

【アマミキヨが植えた米】

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

近くの駐車場に車を停めて少し歩くと「受水走水」の石柱があります。

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

が、見落としてしまう恐れがあるので、注意深く探してください。

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

そこから畦道に入ると、突き当りに「受水走水」があります。

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

周りの畑から一段と高くなった左手に小さな水田があり、「御穂田(みふーだ)」と呼ばれています。

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

右手の少し下がった所にやや広い水田があり、こちらは「親田(うぇーだ)」です。

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

御穂田(みふーだ)の向こうには緑で囲まれた岩場があり、湧水が流れています。これが受水(うきんじゅ)。「緩やかに流れる溝」という意味。

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

そして右側にも岩場があって、崖下に出来た洞窟の奥深くから湧水が流れ出しています。こちらが、「走水(はいんじゅ)」で「早く流れ出す溝」という意味。受水から流れ出す清水は御穂田に注がれ、走水からの細い流れは親田に続いています。旧暦1月の最初の午の日には、親田御願(ウェーダウガン)と呼ばれる田植えの儀式が毎年行われています。

 



【沖縄の米の生産量は少ない理由】

琉球の稲作発祥の地と伝えられる聖地「受水走水(ウキンジュハインジュ)」

とはいうものの、沖縄での米の生産量は少なく、その原因は、沖縄県ではサトウキビの栽培が中心となっていることが挙げられます。実は米作りは沖縄の気候に合っていて、以前はあちこちで作られていたのですが、昭和30年ごろから砂糖の値段が上がったため、多くの稲作農家がサトウキビ農家へと変えていきました。そして戦争が終わった後、昭和47年の本土復帰までの間、外国から安い米が自由に輸入されるようになった為、稲作農家がどんどん減少。干ばつが頻繁にあり、沖縄には大きな川もない為、水不足になりやすく多くの水を必要とする稲作がやりにくかったなどの原因から、お米の生産量が少なくなっています。

この「受水走水」でできた貴重なお米を食べてみたいもんですね!

 

【受水走水(ウキンジュハインジュ)】

住所:沖縄県南城市玉城百名1681 

 

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。

沖縄大好き ケコ

「てぃーだかんかんブログ おきなわラブな人たちのためのブログ」インスタグラムなどで、沖縄大好きを発信中! 2016年、泡盛マイスターの資格を取り、国際通り屋台村 「島酒と肴(しまぁとあて)」でその実力を発揮、FM那覇にて居酒屋風ラヂオ「イザラジ」のパーソナリティを務める。Sunking Leather Craft代表。福岡県出身。

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