沖縄で絶景が堪能できる展望台。そんな沖縄本島にある絶景の穴場展望台を6ヵ所集めてみました。展望台から見る絶景な青い海は、癒しになること間違いなし。お弁当を持って行くも良し、珈琲を味わいながら飲むもよし、ゆっくりと絶景の穴場で沖縄を感じてみてはいかがですか?
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本島北部やんばる地域の拠点都市「名護市」にある、名護城公園(なんぐすくこうえん)から見た名護湾の風景。沖縄本島と本部半島に囲まれた美しい弧を描いています。本当にうっとりといつまでも眺めていられますよね。オリオンビールと名護市が開発した「75ビール」のラベルにも、この絶景がイラストとなり使われています。
名護城公園(なんぐすくこうえん)は、名護市名護岳一帯を園地とし、頂上付近の展望台からは名護の市街地や美しい東シナ海等の景色が眺めることができるエリアです。公園内の名護城跡を中心に1月には県内でも有数の桜祭りが行われ、北部地域の桜の名所として知られています。1月末からヒカンザクラが満開になる頃、一面鮮やかなピンク色に染まった山はも絶景!万本桜の名所として桜並木の下を散策できる遊歩道が整備されているほか、ゾーン入口そばには東シナ海や名護市街地を一望できる東屋も設置されています。
この東屋のもう少し上には、名護市を一望できる見晴らしのいい場所にある「名護城公園ビジターセンター Subaco(すばこ)」という素晴らしい穴場の施設があり、そこからの眺めも絶景なのでおススメです。公共施設だから無料で利用可能!施設内に併設されたカフェでドリンク(有料)を頼むもよし、持ち込み可能だから休憩に気軽に立ち寄ることもできます。
住所:名護市字名護5511 ☎0980-52-7434 営業時間:10:00~17:00(L.O16:30)不定休
沖縄本島最北端の辺戸岬から東シナ海、太平洋の眺望、白波と青空、見事な絶景コントラストを眺めていると、沖縄本島側に不思議なものを発見。はるか向こうの深い緑の中から、唐突にヤンバルクイナらしきものが目に飛び込んできました。辺戸岬からかなり距離があるのに、この場所からもヤンバルクイナだとわかるという事は、まるで、アラビアンナイトで船乗りシンドバットが、その足を掴んで飛んだという鳥を思わせるほどの大きさなのではないでしょうか?
近くで見るとその巨大さに驚きます!思わず駆け寄ると、ヤンバルクイナの尾羽と紅く長い足。高さはなんと11.5m!存在感が凄いです(笑)巨大ヤンバルクイナは展望台になっていて、後方には展望台へと上れる階段があります!ヤンバルクイナの体内に入っていく感じで、階段を上りましょう。
階段を上りきると、そこには絶景が!水平線の美しさにうっとりです。飛べない鳥「ヤンバルクイナ」に飲み込まれ、体内から逃げ出せなくなったような錯覚に陥りながら、眼下に広がる青い海を眺めるのはなかなかできない体験です(笑)ヤンバルに行った際には、ぜひヤンバルクイナ展望台に行ってみてくださいね!ちょっと遠いけど一度は訪れてみるべき穴場な場所です。
★沖縄最北端の辺戸岬、巨大ヤンバルクイナは、展望台だった!の記事はコチラです。
住所:国頭郡国頭村字辺戸
今帰仁村の運天港近くにある「運天森園地(展望台)」。実はココ、知らないと損をする隠れた絶景スポットなのです!
最も高い所にある運天森園地(展望台)は、古宇利大橋や屋我地島と運天を結ぶワルミ大橋が、一望できる絶景ポイント。周りには散策道などもあり、ゆったりとした時間が過ごせる穴場な場所。緑も多いし風も心地いいんです!
また、運天森園地内には、按司(あじ)あるいはその一族が葬られた「百按司墓(むむじゃなばか)」や、保元の乱(1156年)で敗れ八丈島に流刑となった源為朝が運天港にたどり着いた伝説をもとに建てられた「源為朝公上陸之碑」もあり、歴史が好きな人にとってはたまらないスポットです。
★古宇利島が一望、絶景ワルミ大橋と橋の駅「リカリカワルミ」の記事はコチラです。
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村運天36
沖縄本島北部の名護市にある穴場な絶景展望台「嵐山展望台」。那覇市内から沖縄自動車道を経由で約1時間30分。「嵐山展望台」周辺は、パイナップルやさとうきびなどの産地としても有名。パイナップル畑が広がる道を通って行くと、嵐山展望台は「こんなところに?」という感じで突然現われます。まさに穴場(笑)
こちらが嵐山展望台からの風景です!羽地内海、ワルミ大橋、古宇利島が一望できる絶景ポイント!沖縄の瀬戸内海、沖縄の松島などと表現されていて、しばらく眺めていたくなる沖縄らしい青い海の絶景大パノラマ!古宇利大橋からは約20分なので、ぜひ訪れてみて欲しいスポットです。
★ワルミ大橋、古宇利島を望む、超穴場、嵐山展望台の記事はコチラです。
住所:沖縄県名護市呉我1460-2
沖縄県北部の本部港からフェリーで30分。オキナワンブルーの海に囲まれた伊江島は本部町の沖合に浮かぶ離島です。伊江島のシンボルともいえるのが「タッチュー」。沖縄本島の海洋博公園から伊江島と「タッチュー」を見たことがある方も多いと思います。ちょこんと尖がっている山が「タッチュー」です。「タッチュー」とは愛称で、正式名称は「城山(ぐすくやま)」といい、標高標高172.2mの山なんです。
こちらは、タッチューの頂上からの風景。山といっても徒歩で20分も歩けば頂上に着きます。その頂上から見渡す伊江島の風景と海の素晴らしい事。伊江島ならではの緑が広がる風景と青い海のコントラストは絶景ですね。足元から広がる雄大な視野は、まさに360度の大パノラマ!
タッチューは、伊江島より7千万年も古く、世界でも珍しいオフスクレープ現象(古い岩盤が新しい岩盤に潜りこむ中で一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗る現象)によって形づくられました。この現象は、理論として語られていたが実際に見るのは世界でも伊江島しかありません。伊江島は沖縄本島から30分で行ける離島として人気です。
★一人乗り電気自動車で巡るちゅらまーいin伊江島 前編はコチラです。
★一人乗り電気自動車で巡るちゅらまーいin伊江島 後編はコチラです。
住所:沖縄県国頭郡伊江村東江上 ☎0980-49-3519
沖縄県うるま市の海中道路を通り、平安座島をまっすぐ進めば、車で行ける離島、宮城島。次第に標高が上がり、高台の眺めがいいところに、ぬちまーすの製塩工場が現われてきます。実は、ここはパワースポットが集まっている場所。そのパワースポットの一つが「果報(カフー)バンタ」。ちなみに「果報(カフー)バンタ」とは「幸せ岬」という意味。
こちらが「果報(カフー)バンタ」です。息をのむほどの美しさです。エメラルドグリーンの海の色と透明度にうっとり。白い砂浜は「ぬちの浜」と言い、プライベートビーチのような空間。ちなみに「ぬちの浜」と「ぬちまーす」の「ぬち」という言葉は、沖縄の方言で「命」という意味。この絶景を見たときに、あまりの美しさに声がでませんでした。観光名所である「ぬちまーす工場」の敷地内にあるので、忘れずにぜひ訪れてみてくださいね!
★海中道路を通り、ぬちまーす、果報バンタへ。の記事はコチラです。
住所:沖縄県うるま市与那城宮城2768 ☎098-983-1140