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2024年は辰年!沖縄と辰(龍)の繋がりを紹介!

2024年は辰年!沖縄と辰(龍)の繋がりを紹介!

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願い申し上げます。 2024年元旦

2024年は辰年です!沖縄と辰(龍)の繋がりがないかと調べてみると、多くの繋がりを発見!そんな沖縄と辰(龍)の繋がりを紹介したいと思います。ようやく日常が戻ってきた2024年辰年は、みんなが元気になれるよう、そして日本の経済が天に昇る龍のように上昇していく勢いのある年になりますように!!

十二支卯年の由来

もともと十二支は、植物が循環する様子を表しています。 2024年は辰年!辰は十二支の中で5番目に数えられます。中国伝来の十二支は、もともと植物が循環する様子を表しており、その年の特徴につながるといわれています。

十二支の動物の中で「辰」は、唯一の架空の生き物ですが、非常に縁起の良い神聖な生き物です。海や水の神様として祀られてきた龍は、自然現象を起こす大自然の躍動を象徴するものであり、「龍が現れるとめでたいことが起こる」と伝えられてきました。

そして2024年は甲辰(きのえたつ)です。陰陽五行説によると「甲」は草木の成長を表す意味があり、植物が成長するようにどんどん勢いを増して増えていくという意味があり、「成功という芽が成長していき、姿を整えていく」といった縁起のよさを表しているといえそうです。

辰にまつわることわざ・慣用句・ことば

「辰・龍・竜」という文字を使ったことわざもたくさんありますよね!その一部を紹介しましょう!
■登竜門(とうりゅうもん)
「竜門」は、中国の黄河中流の急流のこと。ここを登った鯉は竜に化するという言い伝えから、困難ではありますが、そこを突破すれば立身出世できる関門の意味として使われています。運命を決める大切な試験のこと。
竜馬のつまずき、龍の駒にもけつまずき
どんなに優秀な馬でも時にはつまずくことから、名人も賢人でも、失敗して間違いを犯すすというたとえのこと。
■竜に翼

もともと強い竜に翼を与えればさらにその力を増すことから、勢いの強い者に更に威力を添えることのたとえ。鬼に金棒という意味!

竜は一寸にして昇天の気あり

竜の子は一寸ほどの子供のころから天に昇ろうとする気迫を示す。優れた人物は幼い時から非凡なところがあるというたとえ。

雲となり竜となる
竜が雲に添うことから、男女の仲などがたいへん睦まじいことのたとえ。

昇竜のように2024年は勢いのある年にしたいものですね!

辰年の御本尊が置かれている「首里観音堂」

首里には、干支を司る仏さまをお参りする「首里十二支巡り」という昔からの習慣があります。生まれ年の十二支によって守護してくれる仏さまが定まっているという信仰を「守り本尊」といい、それぞれの年の干支によって、守り本尊が割り当てられています。十二支を守護する全8体の仏像が首里にある4つのお寺に置かれているそう。

首里山川にある「慈眼院」。首里城を思わせる朱色の本堂が目を引きます。慈眼院というと聞きなれませんが、首里観音堂という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?首里観音堂は、1618年に建立され、正式名称は慈眼院です。

1645年より毎年、琉球王国国王が国の安全を祈願・参拝するようになりました。また、当時、琉球王国は貿易(航海)が国の中心であり、首里の萬歳嶺という丘からは視界が開け、那覇の町・港・海・空を一望でき、渡航の安全・国の安全を祈願するのに最良な地でした。すべての人を守り、すべての人を救い、願いを叶える千手観音菩薩像をお祀りし、国王はすべての祈願をしていたそうです。

旅の出じ発ち 観音堂 先手観音 伏せ拝でぃ 黄金酌取てぃ立ち別る(歌意:旅発ちには、首里の観音堂で先手観音を拝んで 黄金の酌を交わして立ち別れる」と流歌「上り口説(ぬぶいくどぅち)」で歌われ、名前が広く知れ渡ったことにより「首里観音堂」という名前で親しまれるようになりました。

首里観音堂で祀られている干支は

・千手観音(せんじゅかんのん) … 子(ね)
・虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ) … 丑・寅(うし・とら)
・勢至菩薩(せいしぼさつ) … 午(うま)
・普賢菩薩(ふげんぼさつ) … 巳(み)

那覇市首里にある西来院(さいらいいん)は、通称達磨寺と呼ばれています。祀られている干支は卯、亥、戌で、卯年のご本尊「文殊菩薩」(もんじゅぼさつ)と、戌・亥年のご本尊「阿弥陀如来」(あみだにょらい)が祀られています。卯年の文殊菩薩はいわゆる知恵の神で、「三人寄れば文殊の知恵」の文殊。知恵、学業成就の神様。故に合格祈願の学生たちにとても人気の高いお寺となっています。また戌年の犬というのは子宝に恵まれる象徴ということで、子宝祈願・安産祈願で達磨寺に多数訪れます。

ちなみに卯(ウサギ)、亥(イノシシ)、戌(イヌ)の干支が祀られているのは「西来院(さいらいいん)(通称達磨寺)」。未(ヒツジ)、申(サル)の干支が置かれているのは「首里盛光寺」。酉(トリ)の干支は「首里安国寺」。初詣には、ご自身の干支があるお寺に行くのもいいですね!

★首里の達磨寺は十二支巡りで開運祈願!の記事は、コチラをご覧ください!

辰(龍)と沖縄のプチ情報

辰(龍)と沖縄の繋がりはたくさんありますが、その中からいくつか紹介します!

首里城正殿には室内外あわせて33匹の龍がいた?!

首里城の見どころは?意外と知らないトリビア♪
琉球王国において龍は国王の象徴とされていました。首里城のいたる所に棲みつく龍たちは、そこを訪れる人々に、誇り高き王国の魂は、焼失した今も失われてはいないことを教えてくれます。
焼失した首里城正殿には、室内外あわせて龍が33匹いたことをごぞんじでしょうか?でもそのうちの2匹だけは、お客さんからは見えない場所にいて、その場所は、正殿1階の玉座の上の絹に、刺繍で龍があしらわれていました。つまり、その2匹だけは、角度的に首里城を訪れたお客様側からは見えず、玉座側からしか見る事ができませんでした。その他の31匹はちゃんと見る事ができていたのですが、今となってはもう見ることができません。
でも新しく建つ首里城にもたくさんの龍を見ることができるといいですね!

沖宮には天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ)が!

琉球八社沖宮
ゆいレール奥武山駅・壷川駅から徒歩5分の場所にある沖宮(おきのぐう)。この神社も龍との繋がりが深い場所。県内の霊能者には最古の神地として広く知られる天燈山(てんとうさん)に鎮座するこちらの神社は、琉球王国において王府から特別の扱いを受けた「琉球沖縄八社」の一つ。その創建は源為朝公時代と琉球史料書に伝えられています。

沖宮には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が伊勢に渡る前に降臨されたという聖地があるのです。ココは多くのユタやカミンチュに「たどり着く人しかたどり着けない場所」「最古の神地」と言い伝えられてきた聖なる場所。本殿から左側に進むと、天燈山御嶽へ続く階段があります。

この場所が「天燈山御嶽」です。那覇の街が一望できる場所にあり、心地よい風が吹いています。天照大御神(あまてらすおおみかみ)が伊勢に行く前に、この場所に君臨された聖地。沖宮の主神である天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ)(別名:天照大御神(あまてらすおおみかみ))がご鎮座されている、と神示があったのがこの場所。黄金森(くがにむい)とも呼ばれるこの場所が、神聖な空気の漂うこの神社の中でも、最大のパワースポットなのです。沖宮に立ち寄られたときはぜ行ってみてくださいね!

◆琉球八社「沖宮」は天照大神が君臨したパワースポットがある?!の記事はコチラです。

2024年も皆様にとっていい年でありますように。今年も沖縄リピートをよろしくお願い申し上げます。
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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

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