ヒスイカズラという花をご存じでしょうか?とても美しくゴージャスで個性的。「私を忘れないで」という花言葉のとおり、一目見ると忘れられない神秘的な色と形に魅了される熱帯の花。開花時期は例年2月末~3月頃に花をつけ始め、GW頃まで見ることができます。沖縄でヒスイカズラが楽しめるスポットを紹介しましょう。
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青い花を咲かせる「ヒスイカズラ」。世の中には様々な色や形の花がありますが、この「ヒスイカズラ」は最も神秘的ではないでしょうか?翡翠色の澄んだ色合いと、くるんとカールしたかぎ爪のような形状に目を奪われます。鮮やかな色の大きな花が連なり、長い房となって垂れ下がる様子はとても個性的ですよね!
ヒスイカズラはマメ科に属するつる性植物。原産地はフィリピン諸島で、絶滅危惧種に指定されています。3月から5月に開花するヒスイカズラはの花房の長さは、大きなものはなんと1mにも達します。
写真を提供いただいた、おきなわスローツアーの高野さんとヒスイカズラの花。かなり大きいサイズということがわかります。高野さんは、沖縄の雰囲気や風景を絵で紹介するイラストレーター&おきなわスローツアーのガイドをされており、沖縄各地を取材した経験をいかして各地を案内をしてくれます。「那覇市内のヒスイカズラツアー」「牧志公設市場周辺&壺屋お散歩ツアー」や「首里城と周辺お散歩ツアー」、車を使ってのツアーコースなどもあり、サガリバナのシーズン(6月)には「夜のお花見サガリバナツアー」なども。ぜひ参加してみてくださいね!
◆おきなわスローツアーのツアー紹介、料金等はコチラをご覧ください。
開花時期は気候により前後することもありますが、例年2月末~3月頃に花をつけ始めます。沖縄でいちばん多く花が咲き揃うのはだいたい4月中旬~下旬頃。ひとつの花が咲いている期間は2~3日と短いですが、たくさんのつぼみが次々と咲くため、数か月間は楽しめます!
咲いている花はもちろんですが、足元に落ちた花も要チェック!まさに芸術!
しかも落ちた花を水に浸けておけば数日は持つので、このようにオシャレな演出も楽しめます。
春休みやGWに沖縄を訪れる方も多いと思います。せっかくヒスイカズラの時期なので、ぜひヒスイカズラが楽しめるスポットに足を運んでみてはいかがでしょうか?沖縄本島でヒスイカズラが楽しめるスポットを紹介しましょう!
沖縄県国頭郡本部町にある「海洋博公園熱帯ドリームセンター」は、熱帯と亜熱帯の花や果樹を集めた緑豊かな植物園。年間を通じて多数の花を見ることができます。
開花時期が異なる温室内と屋外の2カ所で栽培されているので、屋外の開花が終わっても温室内ではGW頃まで楽しむことができます!熱帯ドリームセンターがある海洋博公園は、美ら海水族館のほか、ビーチ、沖縄文化の野外展示場もある複合施設なので、ぜひお立ち寄りください!
◆沖縄おすすめスポット『海洋博公園』は見どころたっぷり!の記事はコチラです。
住所:沖縄県国頭郡本部町石川424番地 ☎0980-48-3624
沖縄県国頭郡本部町にある「伊豆味ベゴニア園」では、広大な敷地で四季折々の花が楽しめます。「伊豆味ベゴニア園」のヒスイカズラは、入り口近くに低めの棚で栽培されているため、目の高さにたくさんの花が密集して咲く様子が楽しめます!じっくりと観察してみてくださいね!
住所:沖縄県国頭郡本部町伊豆味1666 ☎0980-47-2742
沖縄県沖縄市知花にある「東南植物楽園」は、南国の自然や動物に触れ合える場所。約1,300種類の植物が鑑賞できる敷地内では、楽しめるスポットがいっぱい!
東南植物楽園の水上楽園内に咲くヒスイカズラとともに楽しめるのは、上品で華麗な「マイソルヤハズカズラ」。「マイソルヤハズカズラ」はキツネノマゴ科に属するつる性植物。原産地はインド・ニールギリ高地で、つるは6m以上にもなり、春ごろに長さ30㎝~60㎝の花穂を下垂させて黄色と赤色の変わった形の花を多数咲かせます!東南植物楽園では、ヒスイカズラとの鮮やかなコントラストを楽しむことができます!
そして東南植物楽園では2024年5月26日(日)まで「南国イルミネーション」が楽しめます!ぜひ訪れてみてくださいね!
◆東南植物楽園にて沖縄南国イルミネーション開催!の記事はコチラです。
住所:沖縄県沖縄市知花2146 ☎098-939-2555