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謹賀新年!2025年は巳年です!沖縄と巳(蛇)の繋がりを紹介します!

謹賀新年!2025年は巳年です!沖縄と巳(蛇)の繋がりを紹介します!

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願い申し上げます。 2025年元旦

2025年は巳年です!沖縄と巳(ヘビ)の繋がりを紹介したいと思います。2025年巳年は、皆様にとってヘビ(蛇)ー級の幸せが訪れる巳(み)のり多き年となりますように!!

十二支「巳年」の由来

もともと十二支は、植物が循環する様子を表しています。 2025年は巳年!巳は十二支の中で6番目に数えられます。中国伝来の十二支は、もともと植物が循環する様子を表しており、その年の特徴につながるといわれています。

「巳」という漢字は胎児の形から派生しており、「新しく産まれてくる」「将来・未来がある」「子孫繁栄」「家族が平和になる」といった意味があります。また、蛇は脱皮を繰り返して成長していく生き物であることから、「再生する力」や「無限の可能性」のイメージも持ち合わせています。

巳年は、これまで努力してきたことが実を結びはじめる年だといわれ、また、蛇は脱皮をすることから、新たな挑戦や変化に前向きになるといわれています。

巳(ヘビ)にまつわることわざ・慣用句・ことば

「蛇」という文字を使ったことわざもたくさんありますよね!その一部を紹介しましょう!
■蛇の道は蛇
同類の者は互いにその事情に通じているので、同類の者のする事柄は、同類の者には容易に分かるという意味です。専門性や知識を発揮し、新たな挑戦や進展を期待する際のあいさつに使えます。
■蛇は一寸にして人を呑む
蛇はわずか一寸ほどでも、人をのみ込もうとする気迫があるというたとえです。優れた人は、幼いときから普通の人と違ったところがあるという意味もあります。
■蛇の足より人の足見よ
蛇に足があるかどうかを論じるのは無益で、自分の足元のこと(身近なこと)を考えたほうがよいということ
今年は巳年、古い皮を脱ぎ捨て、新しい自分を目指しましょう!

巳年の御本尊が置かれている「首里観音堂」

首里には、干支を司る仏さまをお参りする「首里十二支巡り」という昔からの習慣があります。生まれ年の十二支によって守護してくれる仏さまが定まっているという信仰を「守り本尊」といい、それぞれの年の干支によって、守り本尊が割り当てられています。十二支を守護する全8体の仏像が首里にある4つのお寺に置かれているそう。

首里山川にある「慈眼院」。首里城を思わせる朱色の本堂が目を引きます。慈眼院というと聞きなれませんが、首里観音堂という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?首里観音堂は、1618年に建立され、正式名称は慈眼院です。

1645年より毎年、琉球王国国王が国の安全を祈願・参拝するようになりました。また、当時、琉球王国は貿易(航海)が国の中心であり、首里の萬歳嶺という丘からは視界が開け、那覇の町・港・海・空を一望でき、渡航の安全・国の安全を祈願するのに最良な地でした。すべての人を守り、すべての人を救い、願いを叶える千手観音菩薩像をお祀りし、国王はすべての祈願をしていたそうです。

旅の出じ発ち 観音堂 先手観音 伏せ拝でぃ 黄金酌取てぃ立ち別る(歌意:旅発ちには、首里の観音堂で先手観音を拝んで 黄金の酌を交わして立ち別れる」と流歌「上り口説(ぬぶいくどぅち)」で歌われ、名前が広く知れ渡ったことにより「首里観音堂」という名前で親しまれるようになりました。

首里観音堂で祀られている干支は

・千手観音(せんじゅかんのん) … 子(ね)
・虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ) … 丑・寅(うし・とら)
・勢至菩薩(せいしぼさつ) … 午(うま)
・普賢菩薩(ふげんぼさつ) … 巳(み)

那覇市首里にある西来院(さいらいいん)は、通称達磨寺と呼ばれています。祀られている干支は卯、亥、戌で、卯年のご本尊「文殊菩薩」(もんじゅぼさつ)と、戌・亥年のご本尊「阿弥陀如来」(あみだにょらい)が祀られています。卯年の文殊菩薩はいわゆる知恵の神で、「三人寄れば文殊の知恵」の文殊。知恵、学業成就の神様。故に合格祈願の学生たちにとても人気の高いお寺となっています。また戌年の犬というのは子宝に恵まれる象徴ということで、子宝祈願・安産祈願で達磨寺に多数訪れます。

ちなみに卯(ウサギ)、亥(イノシシ)、戌(イヌ)の干支が祀られているのは「西来院(さいらいいん)(通称達磨寺)」。未(ヒツジ)、申(サル)の干支が置かれているのは「首里盛光寺」。酉(トリ)の干支は「首里安国寺」。初詣には、ご自身の干支があるお寺に行くのもいいですね!

★首里の達磨寺は十二支巡りで開運祈願!の記事は、コチラをご覧ください!

三線の皮ってハブ皮?!

沖縄の伝統的な楽器と言えば「三線」!三線の胴の材料として使われているのは「ハブの皮」・・・ではなく、東南アジア産のニシキヘビ類の皮を使っています。ニシキヘビ類は蛇のなかでも相当大型な種類で、胴回りは40cm以上にもなり、一般的に靴やカバンの材料になるのも多くはニシキヘビ類の皮です。皮製品はある程度の大きさがないと加工が難しいので、必然的に大きい蛇が使われるわけです。ハブは全長が長くても細いため、三線の胴に張るにはサイズが足りないようです!

また天然のニシキヘビ皮だけでなく、「合成皮革」「人工皮張り」などもあります!

沖縄のヘビといえばハブ!ハブのいない島もある?!

沖縄には22種類のヘビが生息していて、そのほとんどは沖縄にのみ生息する貴重なヘビです。そのうち毒ヘビは8種類いますが、危険なのはハブ、ヒメハブ、サキシマハブ、タイワンハブの4種類で、人間に害のない種類の方が多いです。

那覇市の中心地や公園など、草木が生い茂る場所で「ハブに注意」という看板を見かけた方も多いのではないでしょうか?

しかし沖縄の中で宮古島や津堅島にはハブが生息しないと言われています。ハブがいない理由としては所説あり、宮古島は、太古の昔に大陸と陸続きでしたが、地殻変動による海面上昇で水没したため、ハブは生き残れなかったと考えられています。また、土壌がアルカリ性であるという説もあります。津堅島は、琉球列島が大陸と陸続きだった頃にハブの祖先が侵入しましたが、琉球列島の大部分が海面下に沈んだときに水没したと考えられているようです。

ハブについて書かれている沖縄県の公式HPはコチラです。

いかがでしたか?2025年も皆様にとっていい年でありますように。今年も沖縄リピートをよろしくお願い申し上げます。
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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

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