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2023年は卯年!沖縄とウサギの繋がりを紹介!

2023年は卯年!沖縄とウサギの繋がりを紹介!

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願い申し上げます。 2023年元旦

2023年は卯年です!沖縄とウサギの繋がりがないかと調べてみると、意外なところにウサギとの繋がりを発見!そんな沖縄とウサギの繋がりを紹介したいと思います。ここ数年とても大変な年でしたが、2023年卯年は、ピョンピョン跳ねるうさぎにあやかり、「飛躍の年」にしたいですね!

十二支卯年の由来

もともと十二支は、植物が循環する様子を表しています。 2023年は卯年!卯は十二支の中で4番目に数えられます。中国伝来の十二支は、もともと植物が循環する様子を表しており、その年の特徴につながるといわれています。 卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることから、「家内安全」な意味を示します。 また、その跳び姿から「飛躍」、「向上」を象徴するから親しまれてきました。 他にも草木が地面を蔽うようになった状態を表していますので、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。

十干と十二支を組み合わせた六十干支という分類があり、2023年は「癸卯」です。「癸」は順序で言えば最後にあたり、一つの物事が収まり次の物事への移行をしていく段階。また「卯」のうさぎは「茂」という時期であり、繁殖する、増えるという段階にあたります。その両方を備えた「癸卯」は、去年までで様々なことの区切りがつき、次へと向かっていく、そこに成長や増殖といった明るい世界が広がっていくと解釈されています。

虎にまつわることわざ・慣用句・ことば

「うさぎ・兎」という文字を使ったことわざもたくさんありますよね!その一部を紹介しましょう!

 

■うさぎの上り坂
物事がよい条件に恵まれ、早く進むこと。「とんとん拍子」と同じ意味です。うさぎは前足よりも後足が長いため、登り坂を走るのが得意なことに由来しています。ちなみにうさぎは坂をのぼるのに比べて下る方は苦手で、警戒しながら下りていくようです。
■脱兎の勢い
逃げるうさぎのように素早いこと。とても速いことのたとえです。
■うさぎのひり放し

仕事の後始末をつけないことのたとえのこと。うさぎはうんちをしてもそのままで始末をしないという生態にに由来します。

■うさぎの耳

人の知らない事件やうわさなどをよく聞き出してくること。またその人自身を指すこともあります。「地獄耳」と同じ意味です。

■うさぎに祭文
何の反応もなく、意味のないことのたとえ。祭文とは、祭りの際に神に捧げる祝詞(のりと)のこと。それをうさぎに聞かせても当然理解できないことから、「馬の耳に念仏」と同じ意味で使われます。

兎に角(とにかく)、2023年は絶対にいい年にしたいものですね!

卯年の御本尊が置かれている西来院

首里には、干支を司る仏さまをお参りする「首里十二支巡り」という昔からの習慣があります。生まれ年の十二支によって守護してくれる仏さまが定まっているという信仰を「守り本尊」といい、それぞれの年の干支によって、守り本尊が割り当てられています。十二支を守護する全8体の仏像が首里にある4つのお寺に置かれているそう。

那覇市首里にある西来院(さいらいいん)は、通称達磨寺と呼ばれています。祀られている干支は卯、亥、戌で、卯年のご本尊「文殊菩薩」(もんじゅぼさつ)と、戌・亥年のご本尊「阿弥陀如来」(あみだにょらい)が祀られています。卯年の文殊菩薩はいわゆる知恵の神で、「三人寄れば文殊の知恵」の文殊。知恵、学業成就の神様。故に合格祈願の学生たちにとても人気の高いお寺となっています。また戌年の犬というのは子宝に恵まれる象徴ということで、子宝祈願・安産祈願で達磨寺に多数訪れます。

ちなみに子年(ねずみ)・丑年(うし)・寅年・辰年・巳年(ヘビ)・午年(うま)の干支が祀られているのは「首里観音堂」。未(ヒツジ)、申(サル)の干支が置かれているのは「首里盛光寺」。酉(トリ)の干支は「首里安国寺」。卯(ウ)、戌(イヌ)、亥(イ)の干支は「首里達磨寺」です。初詣には、ご自身の干支があるお寺に行くのもいいですね!

★首里の達磨寺は十二支巡りで開運祈願!の記事は、コチラをご覧ください!

うさぎと沖縄のプチ情報

さすがに沖縄とうさぎの繋がりはないだろうと思っていたのですが、調べてみると意外なことがわかりました!
皆さんはカヤマ島という島をご存じですか?嘉弥真島(カヤマジマ)は、沖縄県の八重山列島の中にある面積0.39㎢の島で、小浜島から約2kmの場所にあります。沖縄県の資料では有人島になっていますが、実質は無人島です。無人島でも観光無人島という観光化されている島もあり、嘉弥真島も観光無人島なので、ツアーなどで簡単に上陸することができます。
場所は赤丸が示すところです。小浜島から船で10分。
実はこのカヤマ島には、たくさんのうさぎが暮らしており、通称「うさぎ島」と呼ばれています。野生のため正確な生息数は不明ですが、島には500羽とも1000羽とも言われるほどたくさんのうさぎたちが棲んでいます。しかしこのうさぎたちは、元々カヤマ島にいる野生のうさぎ、というわけではありません。
なぜこの小さな無人島にうさぎがたくさんいるのかは分かっていませんが、何らかの理由で連れてこられたうさちゃんが、南の島ならではの暖かい気候と天敵の少なさから増えていったのではないでしょうか。しかしカヤマ島に行けばあちこちで可愛いうさぎに出会えるのは嬉しく癒されますね。
ツアーを利用する際、ツアー料金の中にウサギのエサが含まれていることが多く、野生のウサギとはいえ観光に来る人も多いので人慣れしています。特にエサを与えるとなれば、ウサギが団体で押し寄せてきてとても可愛らしいです。

カヤマ島への行き方は、定期船が通っていないので、基本的にはツアーに参加して渡し舟でいきます。基本は小浜島から嘉弥真島へ向かいますが、カヤマ島は『ホテルミヤヒラ』所有の島の為、島に行くには『ホテルミヤヒラ』が主催するツアー参加が必要となっています。

カヤマ島はシュノーケリングポイントとしてもとても人気で、小浜島との間にあるポイント通称”お魚畑”では、きれいなサンゴ礁とたくさんの熱帯魚が見られます。
ホテルや民宿の無い嘉弥真島では宿泊はキャンプのみ!夕日も波の音も満天の星も独り占めできます。予約をすれば、日帰りでBBQなども楽しめます。
小さな島ですが楽しみ方は色々あるので、卯年にカヤマ島でうさぎと触れ合ってみませんか?

 

2023年も沖縄リピートをよろしくお願い申し上げます。

 

嘉弥真島(カヤマ島)

住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜

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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

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