NAHAマラソンの日2018年12月2日、壺川駅から奥武山公園に向かう北明治橋。集合橋に向かうランナー達。大勢の人達が渡ってるじゃないとツッコミたくなる北明治橋の記事が沖縄タイムスに「このはし渡るべからず」と掲載された・・・
「このはし渡るべからず」。とんちの一休さんを連想するこのタイトル。何のこととしっかり読んでみるとその通りだった。どうやら木造の欄干が腐食して危険な状態、端ではなく真ん中を渡れということらしい。
「きためいじばし」と書かれた部分をアップしてみたら、確かに木造ですね。2003年8月9日のゆいレール開通と同時開通したこの橋、しっかり見ていきましょうか。
確かに欄干がづれてきていますね。ここに寄りかかるとどうなるか、心配になります。
危険なため修理したいが、片側だけでも1億5千万円。来年度の予算で確保できるのかわかりませんが、両端にこのようにプランターを敷き詰めて危険を回避しています。
外側から見るとよくわかりますね。明らかにづれてきています。NAHAマラソンや産業まつり、プロ野球キャンプなど大きなイベントも数多く組まれている奥武山公園へは大変便利な壺川駅前からつながるこの北明治橋だけに早く直って欲しいですね。
壺川駅側の北明治橋のたもとにあった「奥武山周辺の文化財はこの方向にあるよ」と周辺の史跡を案内してくれています。橋の両端4カ所にあるこの史跡案内板。反対側には那覇港、那覇軍港側の史跡について案内がされています。向こう側に渡ると明治橋の歴史、埋め立てに関する歴史案内があります。このあたりは元々海で埋め立てられて出来た場所ということがよくわかります。駅と公園を結ぶ橋ということだけでなく、まち歩きしていると、歴史も見えてきて興味がわいてきますね。
文、写真:泡盛おじさん