令和元年10月1日に、沖縄都市モノレール(ゆいレール)の延長区間が開業しました!!一日フリー乗車券を購入し、さっそくゆいレールに乗ってきました。新たに開業した4駅は、どんな感じなのでしょう?そして各駅に流れるオルゴールチャイムや、各駅アートも紹介します。
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ゆいレール延長開業までの工事状況などが下記のページでご覧いただけます。
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沖縄都市モノレール「ゆいレール」浦添へ延長!10月1日開業!の記事はこちらです。
私は沖縄都市モノレール美栄橋駅にて、お得な1日フリー乗車券を購入。購入後から24時間乗り放題で、大人800円/こども400円。2日フリー乗車券は、購入後から48時間乗り放題で、大人1400円/こども700円。購入後からカウントされるので、乗車直前の購入がおススメ。さらにフリー乗車券提示で割引になる施設があるので、かなりおトクです。
おっ!運賃表も新しくなっていますね。
那覇空港から15駅目の「首里駅」以降、「石嶺駅」「経塚駅」「浦添前田駅」そして終点の「てだこ浦西駅」が、10月1日より開通となりました。ちなみに那覇空港から終点のてだこ浦西駅までは、340円(こども170円)で行くことができます。
ゆいレール美栄橋駅のホームへ行くと、1番乗り場の表示が今までは、終点の「首里駅方面」だったのが、「てだこ浦西方面」に変わっています。
合わせてこんなに上等な表示板もできていました!それでは乗ってみましょう!
ゆいレール車内の行き先案内図も新しくなってます。でも社内アナウンスが標準語のイントネーションになっていて、「牧志」のアナウンスに違和感が(笑)牧志は「牧志⤴」が正しく、「牧志⤵」になっています。乗ったら聞いてみてくださいね!
とりあえず美栄橋駅から首里駅まで乗車。そしていよいよ昨日まで終点だった首里駅を出発します!運よく一番前の席にすわれたので、首里駅を出発した感動的な写真を撮ってみました!が、写真では伝わりませんね(笑)
ここからは未知の景色です。とても見晴らしがよく新鮮です!ではまず、次の駅「石嶺駅」に降りてみましょう。
首里駅から2分で石嶺駅に到着。到着前に社内に流れるオルゴールチャイムは「ちょんちょんキジムナー」です。
完成したての駅は美しく明るいですね!「石嶺駅」付近には、学校や集合住宅があり地域住民が多いエリア。
周辺には沖縄県総合福祉センターを中心に集積する福祉施設があります。駅の両側には、タクシーや自家用車の乗降場のための交通広場を整備しています。
沖縄都市モノレールの駅舎には、沖縄らしさを表現するために、駅にちなんだアートガラスや、沖縄の動植物などをイメージしたアートタイル を設置しています。
石嶺駅のアートガラスは「旗頭とエイサー」。
「首里に古より受け継がれてきた伝統行事、旗頭。それを支えるように深く根をはるエイサーの舞。旗頭の上に鎮座する鳳凰は、羽を末広がりに羽ばたかせ、力強いエイサーの太鼓の音は、石嶺の歴史を受け継いでいく。駅からひろがる二つの 力が、夜になると色鮮やかにまちを染める」と書かれてありました。
石嶺駅を出発し3分で「経塚(きょうづか)駅」に到着。到着前に社内に流れるオルゴールチャイムは「はべら節」です。
経塚駅のホームからは遠くに海が見えました。
「経塚駅」は、経塚公園や墓地公園、前田トンネル等の緑に囲まれた駅。近くには、JICA(国際センター)や大型商業施設があり、国際性豊かで買い物なども便利な駅です。写真の前田トンネルの上には、伝統芸能「組踊」の創始者である玉城朝薫が眠っています。
「浦添には、ユネスコ無形文化遺産に登録された組踊を上演する国立劇場おきなわがある。そんな組踊を創始した玉城朝薫の「朝薫五番」の一つに数えられる組踊の代表作「二童敵討」。野望に満ち天下を収めたも同然の阿麻和利が、親の敵討ちのため踊り子に扮した兄弟の美しい姿にあっけなく討たれてしまうその様は、人間の本質を描いている。一見とてつもない強さを見せつける阿麻和利だが、隙を見抜き、親のため強い意志を持って敵討する兄弟の芯の強さをこの絵に込め描いた」とかかれてありました。
経塚駅から2分で「浦添前田駅」に到着。到着前に社内に流れるオルゴールチャイムは「めでたい節」です。
「浦添前田駅」は、浦添市の玄関口となる駅。この駅はまだ工事中の部分もありました。周辺には、市のシンボル「浦添城跡」ほか、浦添市役所、てだこホール、浦添市美術館などがあり、行政施設や歴史・文化施設へのアクセスが便利になります。
映画「ハクソーリッジ」の舞台にもなった、前田高地・浦添城にも行くことができます。
浦添前田駅のアートガラスは、「浦添城と前田の棒術」。
「浦添が誇る、浦添城。ターブックヮの広がる前田で無病息災を願いを受け継がれ てきた棒術。そんな前田にとって神聖なワカリジーは、神聖な拝所。冬至の日、聖地である久高島のある方角からワカティダ(若太陽)がのぼり、ワカリジーの頂上を通って浦添を照らし、沖縄島の全てへ注ぐ光となる」と書かれてありました。
★ 映画「ハクソー・リッジ」の舞台(前田高地・浦添城)へゆいレールで行くの記事も、合わせてお読みください。
浦添前田駅から3分で、終点の「てだこ浦西駅」に到着。到着前に社内に流れるオルゴールチャイムは「ヒヤミカチ節」です。
てだこ浦西駅は、ほかの3駅と違い近未来的な感じがしました。
新たな終点となる「てだこ浦西駅」は、ドーム型の駅舎が特徴的。ゆいレールの中では唯一の地上駅!中北部から沖縄自動車道を経由するバスや自家用車から、ゆいレールへの乗り継ぎがしやすいよう、駅周辺には交通広場やパーク&ライド駐車場(約1,000台)が整備され、地域の住民や那覇市中心地域に向かう人たちの利用に便利な駅です。
また、駅周辺はまちづくりが進められており、浦添市の発展が期待されます。
終点の「てだこ浦西駅」には、天井に見事なガラスアートが。テーマは「オオゴマダラてだこのまち – 太陽・空・海 ~ てぃーだ 未来線 地球号 ~」です。
「てぃーだ(太陽)はこの地の深くに刻まれた歴史やこの地で息づく自然のエネルギーを吸い上げ、今を生きる人々を照らす。そして、明日を生きる私たちの足元を照らす線路となってふくらんだ夢を運んでゆく。てぃーだ未来線地球号にのって、浦添から中部、北部へ、そしてまだ見ぬおきなわへ、ひとっ飛び」と書かれてありました。
現在はまだ各駅の周りには目立った観光地は少ないですが、ゆいレール延伸により、今後はどんどん発展していくのではないでしょうか。
写真は終点「てだこ浦西駅」の先に見えるレール。将来的に「てだこ浦西駅」のその先に続くゆいレールが延伸されることを、心から期待しています。
当日、同じく取材に来られていた沖縄の大スター「護得久栄昇先生」とご一緒させて頂きました(笑)チャメー!!
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