魅力たっぷりの沖縄を都内で味わえるスポットがあります。新宿駅から京王線各駅停車で2駅目、代田橋にある「沖縄タウン」です。沖縄タウンは、寂れた商店街を沖縄というコンセプトをもって活性化させようと、街おこしの一環として、2005年3月杉並和泉商店街(すぎなみいずみしょうてんがい)に作られました。東京にいながら、沖縄ののんびりした雰囲気や文化を楽しめるスポットで、飲食店やお店が軒を連ねています。
今回はその沖縄タウンの中でも人気の沖縄料理のお店、「てぃんさぐぬ花」と「SABANI」をご紹介したいと思います。
目次
沖縄直送鮮魚、沖縄産もろみ豚、沖縄産の海藻、お通しの新鮮野菜まで、とことん沖縄産にこだわった食材を使ってお料理をだしてくれる「てぃんさぐぬ花」。どの料理も本当に美味しいです。
それもそのはず、お出汁は本場、沖縄より沖縄産の鰹節で作るオリジナルのカツオ出汁を使い、調味料は屋我地島の天然塩、無添加首里味噌、無添加醤油、フィファーチ、泡盛、波照間島の純黒糖らを使用して作るというこだわりよう。
何から何まで沖縄の素材の本来持つ味わいと旨味を生かした沖縄料理なんですね。
まずはオリオンビール「Ryukyu Mild(琉球マイルド)」で乾杯。
このビール、沖縄の気候風土にあわせアレンジした様々なクラフトビールを展開する「オリオンクラフトシリーズ」第4弾で、数量限定発売のビール。
通常のぐびぐびっと飲めるオリオンビールとは別物で、沖縄県産きび糖を使用し、香ばしい風味とやさしい甘味が感じられ、それでいてさらりと飲める地ビールといったところ。
季節のお野菜を蒸したお通しも、何もつけなくても本来の素材だけでも充分美味しく感じました。
そして私のイチ押しは、何と言っても「生搾りパッションフルーツサワー」です!
季節限定、パッションフルーツが出荷される4月~6月頃にだけ味わえます。
果汁たっぷり、パッションフルーツの甘酸っぱさと香りが広がるデザートのようなお酒です。
もちろん泡盛も東京ではなかなか飲めない古酒や原酒が揃っていました。
またこちらのお店では、毎週月曜日(世持桜さん)と水曜日(伊藤淳さん)、19:00~と21:00~の2ステージ、三線ライブがあります。
お友達でもある伊藤 淳さん。
BGMが本物の三線の音色に変わります。
こちらの看板は京王線代田橋を降りると、改札口を抜けたすぐの場所にあります。地図もありますから、初めての方は確認してください。
さてライブ終わった後は、すぐお隣にある姉妹店SABANIに移動して、また沖縄話に花が咲く。
「沖縄酒場SABANI」
オープンキッチンを取り囲むように並ぶカウンター席と、テーブル席は10席ほどで手狭ながら、昔ながらのレトロ感たっぷりの沖縄を感じられる店内。
こちらの店舗も同じく沖縄直送の食材でカツオ出汁から手作りにこだわり、一品一品丁重に仕込みをしているそうです。
SABANI名物は「どぅる天」。
出汁で田芋を3時間火にかけて練り上げた一品で、中身はもちもちの食感で沖縄のコロッケ。
変わり種のタコそば(タコライス+自家製麺の沖縄そば)と人気の自家製ジーマミー豆腐の揚げ出しは、こだわりの出汁と合わさりこれまた旨い。
定番の海ぶどう、島らっきょう、ゴーヤーチャンプルー、ラフテー、沖縄そば、など、どれをとっても新鮮な食材を感じられる美味しいお料理。
そして、ほとんどの泡盛の酒蔵も取り揃え、100種類以上あるそうです。
古い家屋を改装した風情ある街並み、美味しい沖縄料理と三線の音色。ここは東京にいながら沖縄にあるノスタルジックな雰囲気を感じさせる空間でした。
右端はオーナーの野崎洋平さん。福島県生まれ。毎年、スタッフを連れた沖縄研修ツアーをして生産者を訪ね、美味しい食材、やちむん、泡盛と、沖縄のいいものを見つけてくるから旬な沖縄を楽しむことが出来ます。
2008年4月1日にオープンなので、ちょうど10周年。他に「YANBARU」「首里製麺」を沖縄タウンの中で経営されています。
安里駅前にある沖縄栄町市場を感じる沖縄タウンの大都市場、東京でも楽しめる沖縄をご堪能ください。
東京都杉並区和泉1-3-15 沖縄タウン大都市場内
営業時間:時間[月・水~金] ランチ:11:30~14:00 ディナー:17:00~24:00 LO23:00 [土・日・祝] 12:00~24:00 LO23:00
定休日:毎週火曜日
電話番号:03-3321-2139
営業時間:18:00~翌2:00(翌1:00フードL.O.)
定休日:木曜定休日
電話番号:03-3322-0382