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さくらまつりは那覇でも開催!沖縄の桜にまつわる謎とは?

さくらまつりは那覇でも開催!沖縄の桜にまつわる謎とは?

日本一早い桜祭りが1月に開催される本部八重岳さくらまつりに続き、沖縄の桜は北から南、山頂から麓へとどんどん開花していきます。北部の桜まつりが終わったら、お次は那覇で開催のさくら祭りです!那覇で開催されるさくら祭りの情報と、沖縄の桜にまつわる謎を紹介します!ここ数年、コロナ渦で開催中止だった桜まつりも、2023年は開催されます!

 

沖縄ではなぜ花見をしない?

桜といえばお花見ですよね!本土でお花見は春の風物詩といえますが、沖縄では花見文化がありません。それはなぜでしょうか?

聞くところによると、沖縄には本土にくらべて桜が少なく、さくらまつりは開催されるものの規模も小さい。沖縄の桜の木は人工的に植えられているものも多く、どうしても人の手で管理しないといけません。しかも沖縄は台風が多いので、ガジュマルみたいに頑丈でないと、木がもたないそうです。

そして沖縄で桜が開花するのは1月末から2月上旬。その頃の沖縄は1年の中で一番寒い時期となり、そんな寒い中で宴会しながら花を見る習慣はなく、眺めるだけになったようです。

沖縄にソメイヨシノがない理由

本土で桜といえば「ソメイヨシノ」ですよね。淡いピンク色の花がヒラヒラと舞うその景色は、どこか儚く美しい光景です。沖縄の桜は「寒緋桜(カンヒサクラ)」といい、鮮やかなピンク色で桜吹雪はなく、散るときはガクごとボトっと地面に落ちる。とても可愛い桜なんですけど風情に欠けるというか・・・。でもなぜ沖縄では「ソメイヨシノ」は咲かないのでしょう?

実は沖縄にも「ソメイヨシノ」はあるんです。しかし「ソメイヨシノ」は、ある程度の寒さにさらされた後、立春からの積算温度の合計が一定の値に達すると開花すると言われています。しかし沖縄ではその「ある程度の寒さ」に至らないため、開花のスイッチが入らず、花の後で出てくるはずの葉も育たない。枯れ木のような休眠状態のままずっとそこにある。という悲しい状態。南国だもの仕方ありません。

那覇美らさくらまつり2023@漫湖公園

第18回 那覇美らさくらまつり 概要

■開催日時:2023年2月18日(土)10:00~18:00/19日(日)10:00~17:00

■開催場所:漫湖公園古波蔵側中央噴水広場(那覇市古波蔵3-23-1)*入場無料

■問合せ:098-853-3554(漫湖さくらまつり実行委員会事務局)

■イベント内容: 余興(エイサー、子供達のダンス)、那覇太鼓、屋台村、九州うまいもの市、遊具等

毎年2月に漫湖公園で開催される「那覇美らさくらまつり」。漫湖を囲むように整地された漫湖公園で、約1000本のカンヒザクラお出迎え!鮮やかなピンク色のカンヒザクラが咲き誇ります。

イベント期間中は地元の子供たちなどによる演舞や出店もあります。九州うまいもの市も魅力ですね!

 

漫湖公園古波蔵側中央噴水広場

住所:那覇市古波蔵3丁目23-1

なはさくらまつり@与儀公園

那覇さくら祭りは与儀公園

なはさくらまつり in 与儀公園

■開催日時:2023年2月中旬

■開催場所:那覇市与儀公園(那覇市寄宮1-1-1)*入場無料

■問合せ:098-855-2552(全沖縄花木生産組合)

■イベント内容:未定

那覇市与儀公園に植えられた、約400本のカンヒザクラの開花にあわせて開催される「なはさくらまつり」。2月中旬から下旬が桜の見ごろです。国際通りからも徒歩圏内なので、観光の合間のお散歩がてらにぜひ!

★那覇与儀公園の桜まつり情報と蒸気機関車D51の記事はコチラです。

与儀公園

住所:那覇市寄宮1-1-1

ぜひ那覇で開催される「さくらまつり」にも足を運んでくださいね!

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福岡県出身。沖縄が好きすぎて2011年に那覇市に移住。現在は、インスタグラムなどで沖縄大好きを発信中!沖縄モチーフの革小物を製作・販売するSunking LeatherCraft代表。レザーソムリエ。泡盛マイスター。

2019.1.20公開、2019.12.11更新、2020年2月9日更新、2023年1月24日更新

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。

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