名護市内の飲食店がわざわざ買いに来る羽地の旧道ローカル飲食ロードが、名護市羽地にある。羽地名産のハイケイ(廃鶏)、新鮮玉子、刺身、沖縄の地酒泡盛・・・そして、その店で買ったものを持ち込みできる古民家カフェもあり、町の連携があるのも注目。
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わずか150m位の道に3軒の鮮魚店!沖縄を歩いているとよく「さしみ」の文字を見かけますが、「刺身専門店」は成り立つのかと不思議に思いませんか?とにかく3軒を歩いてその秘密を探ろう!
専用駐車場があって、スタッフが一番多いのがこの鮮魚与那嶺。
たくさんのハリセンボンがつるされている店内。スタッフが忙しそうに動き回っていたので、許可を得て写真だけで紹介します。
「キラジャー」これは沖縄県内でも場所によって呼び方が違いますね。実は泡盛やビールのつまみに最高なんですよ。
ティラジャー(コマ貝)は沖縄の潮干狩り!酒の肴にピッタリ!の記事はコチラです。
これだけ並んでいてもほぼ売り切れます。しかも3軒の刺身屋が並んでいるローカルな場所なのに。
コスパ最高ですね。
羽地郵便局から、コッコハウスたましろをはさんで2軒目の「なかそね鮮魚店」。それぞれの店には常連さんがいて、名護市内の飲食店からも買いにやって来るらしい。
実はココの2階は宿泊できるらしい。詳しい情報は又、今度。お客さんがいたので中が見られなかった。
オーナーの仲宗根さん。笑顔でいろいろ教えてくれました。
この写真ではほんの一部ですが、これが毎日完売していきます。500円が主流の料金設定はどこも同じ。
羽地漁港がすぐ裏にあって、外海に面している場所が多い中で、羽地は古宇利島や屋我地島など囲まれている内海。台風の時には、比較的荒れないため、漁船が避難してくるくらい。
そして、3時からは沖縄のおやつ「天ぷら」になります。この日の取材は午前中。残念、刺身もハイケイも羽地丼も、天ぷらも全部食べたいが、一度の取材で全部食べられません。ちなみに天ぷらは1個60円。
残念・・・
3時以降にやんばるや古宇利島、屋我地島の方から帰ってくる際は、是非食べてみてください!
写真を投稿してくれたら、このスペースに名前入で掲載しますよ!顔出しもしてくれると尚嬉しい。いろんな方からの協力で、情報をいただいて成り立っている沖縄リピートです。皆さんからの情報をお待ちしています!
一番レトロな鮮魚店。女将さん一人で頑張っていました。持ち込みできるかめたろーやーの目の前なので、刺身が足りなくなったらすぐ買い出し!?
なんで、全部パックでしかも刺身にして売られているんだろう? この疑問には女将さんが応えてくれた。
「沖縄の人はすぐに食べたいのさー」
行列して待つのも嫌いだし、前売りチケットが一番売れないのが沖縄県というくらいで、買ってすぐ食べられる状態が一番良い。まず、さくで買っていく人はいない。う~ん、納得。
「写真を撮らせてもらえますか」と聞いたら「いいよ~」
「じゃ、キレイにしなきゃね」とショーケースを洗剤つけて洗い出した。拭き取ってくれるのかと思いきや、「すぐに流れていくからそのまま待って!」
待ちきれず、まだ洗剤が残っているまま撮影した私がいた。(笑)
玉城養鶏場の直営店舗。「産直やんばる赤たまご」に注目したい。赤卵自体は昔からあるものですが、ココの赤卵は安心、安全を目指して、エサからこだわる。遺伝子の組み換えも防かび剤も使用していないこだわりのトウモロコシをエサに使用して、人気の店となりました。
お昼近くになっていたので、これだけの卵しか残っていません。たまごはかめたろーやーで食べることにします。
これがね、ついつい食べてしまう贅沢なドーナッツなんです。
羽地ではハイケイが特産品。水曜日と金曜日には店頭で炭火焼をたべられます。圧力ほぐし肉500円が売れ線。
埼玉から家族で移住をしてきた工場長の黒沢さん(左)は、自然に恵まれた羽地だから自分に一番あったという。データをしっかりとって、一番良い味を追求しています。これからのさらに美味い古酒造りや、あの時のあの味が最高だったから再現するなどやっていけるのです。
泡盛おじさんとしては、これだけつまみに合う記事を書いたら、泡盛を語らずしていられません!
泡盛酒造工場見学!名護・龍泉酒造の記事はこちらです。
羽地丼や羽地カレーという地元の産物を盛り込んだメニューがあるにもかかわらず、ハイケイも刺身も天ぷらも、今回取材していないけれど前田製菓のケーキも、もちろん泡盛も持ち込みができるんです。