沖縄には、かつて鉄道が走っていたことをご存じですか?那覇から嘉手納・糸満・与那原の3方面に敷設された「軽便鉄道(けいびんてつどう)」という路線網です。現在、沖縄には鉄道はありませんが、鉄道開業150年を記念して、沖縄本島南部の与那原町エリアでは、記念切符ラリーが開催されます。軽便与那原駅舎展示資料館には、ネオパークオキナワからミニSLもやってくる!
■開催日:2022年10月14日(金)〜2023年1月31日(火)
■軽便与那原駅舎展示資料館
■記念切符配布場所:軽便与那原駅舎展示資料館、がんじゅう駅・南城、南の駅やえせ、道の駅いとまんの4カ所
(先着500名)
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大正〜昭和初期には南部の糸満から中部の嘉手納を結び物資を輸送する『軽便鉄道』が走っていました。本土で走る汽車より一回り小さな鉄道だったので、軽便 (ケービン) と呼ばれていたそうです。その後、1922年に嘉手納線、1923年に糸満線が開業します。
1914年、那覇―与那原間で営業を開始した当時、与那原駅舎は木造で、1931年に県営鉄道の駅としては初めて、鉄筋コンクリート造りに建て替えられました。
しかし沖縄戦の戦禍により破壊され、壁や柱の一部だけが無残な形で残され、鉄道も廃止されました。そして未だに沖縄に鉄道は走っていませんが、軽便鉄道の開通100周年を迎えた2014年に旧与那原駅舎は『軽便与那原駅舎・資料館』として復元されました。
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イベント開催中は、ネオパークオキナワからミニSLが軽便鉄道与那原駅舎資料館に展示されています。ミニSLを背景に記念撮影してみてはいかがでしょうか。
そして軽便与那原駅舎展示資料館、がんじゅう駅・南城、南の駅やえせ、道の駅いとまんの4カ所では、記念切符を配布しています。先着500名となっていますので鉄道ファンはお急ぎくださいね。
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