日本各地では5月5日「こどもの日」に、こいのぼりが空に泳ぐ光景が見られますが、沖縄本島北部の本部町では、こいのぼりではなくカツオのぼりが空に泳ぎます!とにかくカツオだらけの本部町です。2023年の「もとぶこどもまつり」の開催はありませんが、渡久地プロムナードで4年ぶりにカツオのぼり掲揚式が行われました!
2023年の「もとぶこどもまつり」は開催予定なし。
毎年5月5日の子供の日前後に開催されていた「もとぶこどもまつり」。コロナ渦以降、残念ながら開催はされておらず、2023年の開催もないようです。
が、しかーし!2023年4月28日(金)に沖縄本島北部の本部町渡久地プロムナードで、4年ぶりにカツオのぼり掲揚式が行われました!
カツオのぼりは本部の5月の風物詩として親しまれており、GWにカツオのぼりを楽しみに見にくる観光客も多いんだとか。そして毎年この時期の本部町では、美味しいカツオが食べられるので、ぜひたくさんの方に本部町のカツオを食べて頂きたいです。
看板にもカツオのイラストが書かれている通り、本部町の特産品はカツオ。本部町のカツオ漁は明治時代に始まり、当時から「本部の名物はカツオ料理」として県下に誇っていました。本部町のカツオ漁の特徴としては、一本釣りで日帰り操業なので鮮度抜群のカツオが水揚されます。
本部町の渡久地港では現在でもカツオ漁の港として知られており、水揚げの時季になると新鮮なカツオを求める人々で賑わいます。鰹といえばタタキが有名ですが、本部町ならではのカツオの食し方は「カツオの味噌和え」。新鮮なカツオを酢味噌で手早く和え、水分が出ないうちにキュウリなどの野菜と一緒に食べます。これがまた美味い!水揚げされたカツオはさしみ以外にも様々な加工品になり、本部町の特産品として人気を集めています。
これが「カツオのぼり」です。こいのぼりではありません。GW前後に本部町を訪れるとあちこちで見る事ができます。
海辺には手作り感満載の「カツオのオブジェ」がありますよ!どうやら廃船を利用して作られているようです!
商店街にもカツオのオブジェ?かと思いきや・・・
裏側は「かつおのベンチ」になってました(笑)
カツオのぼりは近くで見ると2mくらい。結構デカいです!
そして本部町のマンホールにもカツオが!!ぜひ見つけてください!
今年の「もとぶこどもまつり」は中止となりましたが、来年は無事に開催されるといいですね!
住所:沖縄県国頭郡本部町渡久地142