台湾からわずか111km、日本最西端の島が与那国島です。八重山諸島の中でも独自の文化を育んできたこの島には、沖縄本島とはまた違った独特な雰囲気が漂っています。 島内のあちこちで目にするのは、放牧されているヨナグニウマ。人気ドラマのロケ地としても有名な島です。そんな与那国島のドライブプランを紹介します。
目次
★沖縄本島をドライブで巡る北部観光モデルコースはこれだ!の記事はコチラです。
★沖縄本島をドライブで巡る南部観光モデルコースはこれだ!の記事はコチラです。
★沖縄本島をドライブで巡る中部観光モデルコースはこれだ!の記事はコチラです。
★宮古島をドライブで巡るモデルコースはこれだ!の記事はコチラです。
与那国空港に到着!レンタカーは事前に予約しておくと、与那国空港に迎えに来てくれるので便利です。レンタカーに乗って久部良漁港へ出発!
最西端観光株式会社(レンタカー、タクシー、観光バス)のHPはコチラです。
コチラが久部良漁港。自然に囲まれた美しい漁港です。
久部良漁港からは、高速半潜水艇ジャックスドルフィン号に乗って海底遺跡へGO。漁港から遺跡まではわずか18分で到着。所要時間60分の大冒険です。
与那国島の海底遺跡は、経験を積んだダイバーでないと潜れない難所。しかし高速半潜水艇だと、ダイビング未経験者でも船内の展望室から座ったままで水中景観を観る事ができます。まさに自然の水族館!海況により海底遺跡まで案内できない場合もありますが、その際も世界屈指の透明度をほこる穏やかな他のポイントでの水中景観を案内してくれます。しかし半潜水艇ってエキサイティングですね!
営業時間は11時から14時と短時間ではあるが、美味しいカジキが食べられるます。ドクターコトーの撮影にも使われましたので、志木那島漁協の看板がありますね。
一番人気のカジキ定食。
コチラが漁協食堂のメニューです。
ヨナグニウマふれあい広場には、たくさんのヨナグニウマがいます。ちなみにヨナグニウマは日本の馬で、西洋の馬と比べて小さく、しかしながらパワーがあり蹄が硬いので、足もとの悪い山道でも平気です。蹄鉄は必要ありません。1969年3月25日には与那国町の天然記念物にも指定されています。
このヨナグニウマふれあい広場では、春~初秋限定になりますが、島の西部にあるナーマ浜でヨナグニウマに乗ったり、ヨナグニウマに乗ったまま海の中に入ったりできる「馬海遊び」が楽しめます。年間を通しては乗馬もでき、おとなしい馬なので初心者でも安心です。
この建物に見覚えのある方も多いのではないでしょうか?TVドラマ「Dr.コト-診療所」の舞台になった志木那島診療所。診察室など内部は撮影当時のまま保存され、受付のある待合室ではドラマのハイライトも上映されています。「Dr.コト-診療所」ファンにはたまらない場所ですよね!
映画の中では屋上にあった旗とコトー先生が使っていた自転車があります。
受付から診察室です。
病室もそのまま残されています。9時から18時無人で解放されていますので、受付の箱に300円を入れてご覧ください。
島の最東端部、東崎には広大な牧場があり、ヨナグニウマや牛が放牧されています。
写真右手にあるのが東崎展望台。灯台のある岬に行けば、断崖の下に白波がしぶきをあげる荒海が広がり、晴れている時には西表島まで一望できます。
島の西端にある西崎には、日本最西端の碑があります。
西崎にも展望台があり昼間に行けば美しい大海原を見ることができます。
西崎展望台のふもとは、日本最西端の集落「久部良」があります。与那国ではカジキ釣りが盛んで、この久部良港では運が良ければカジキの水揚げを見ることが出来るそう!カジキのオブジェもありました。
そして夕方に行けば日本で最後に沈む夕日を望めます。これは感動的ですよね!
いかがでしたか?日帰りも可能ですが、日本最西端の夕日を見たり、与那国島の星空もとても美しいので、ゆっくりと一泊して与那国島を楽しんでくださいね。