沖縄のお土産屋さんや居酒屋などでよく見かける「ジーマーミ豆腐」は、沖縄県の郷土料理です。沖縄の方言で落花生は「地豆(ジーマーミ)」といい、「ジーマーミ豆腐」の主な使用食材は落花生(ピーナッツ)です。最近では旅行者が「ジーマーミ豆腐」を食べ、急性アレルギー反応のアナフィラキシー反応を起こして救急搬送された事例が増加しています。
「ジーマーミ」とは沖縄の方言で落花生(ピーナッツ)のこと。「ジーマーミ」は土の中にできる落花生「地豆(じまめ)」を意味しており、琉球王朝時代から栄養価が高い貴重な食材として扱われてきました。
独特の風味とトロンとした口当たり、優しい甘みが特徴で大好きな方も多いのではないでしょうか?スイーツ感覚でとても美味しいですよね!
「ジーマーミ豆腐」の作り方は、落花生の豆(ピーナッツ)をすり潰し、こした汁とンムクジ(いもくず)を水で溶いて火にかけ、練り上げたもの。食感は「ゴマ豆腐」のような感じです。
ジーマーミ豆腐の原材料「落花生」は、豊富な栄養素を含んだ食品で、高たんぱく質で栄養価が高く、老化防止や動脈硬化の予防が期待できるビタミンEなどに加え、コレステロール抑制効果が期待される不飽和脂肪酸も多く含まれています。
最近ニュースにもなっていましたが、沖縄旅行に来られたピーナッツアレルギーを持つ観光客が、沖縄県内の飲食店にて「ジーマーミ豆腐」を食べ、急性アレルギー反応のアナフィラキシー反応を起こして救急搬送された事例が増加しているようです。
「ジーマーミー」をピーナツと知らずに食べる例がほとんどで、特に小さなお子様の事例が増えています。離島で発症した場合は、沖縄本島への救急搬送が必要となるケースもあるので十分ご注意ください。
沖縄のジーマーミ豆腐豆腐専門店「花商じーまーみ豆腐」の金城店では、ファクトリーを併設したカフェにて750円でジーマーミ豆腐の食べ放題をやってるとか(笑)
ファクトリーで出来立てのジーマーミ豆腐を、甘だれ・甘だれ+わさび・オリーブオイル+ハーブソルト・岩塩・黒糖・マーマレード・黒蜜+きなこで楽しめるそうです!しかもアイスさんぴんちゃ付き!興味のある方はぜひ!
◆詳しくは「花商じーまーみ豆腐」のFacebookをご覧ください。