春から夏の沖縄では、街中のいたるところに綺麗な花が太陽の光を浴び、綺麗に咲いています。沖縄の花といえば「ハイビスカス」や「ブーゲンビリア」が有名ですが、その他にもたくさんの花が咲いています。散策の途中に花を見かけたら、ちょっと立ち止まってゆっくりと愛でるのもいいかもしれません!
この花は「ランタナ」。花色は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫など。1年を通してあちこちで見かけます。小さな花が寄せ集まって一つの花になっているのがとても愛らしい。外側から内側へ咲き進むにつれて花の色が変化することから、和名は「七変化」。花言葉は「心変わり」。
バナナの下にぶら下がっている、ちょっと変わったものが「バナナの花」。最初バナナの花を見た時はそれが花とわからず、不気味だな~と思いながら写真に収めた記憶があります(笑)那覇の街なかでも普通にバナナの木を見かけるのは、さすが南国。花言葉は「風格」。
南国の花といえばプルメリア。ハワイでもよく見かけますよね。白のプルメリアはよく見かけますが、種類は7種類もあるんですって!属名の学名「Plumeria(プルメリア)」は、フランスの植物学者で中米、南米に赴き、アメリカ大陸の植物を研究したシャルル・プリュミエ(Charles Plumier / 1646~1704)の名前にちなんでつけられました。花言葉は「気品」。
「鳳凰木(ホウオウボク)」。5月~10月頃に綺麗な赤い花を咲かせます。青い空とのコントラストがとても綺麗です。花言葉は「臆病な愛」。数年前の沖縄で、ホウオウボクに寄生する「ホウオウボククチバ」という蛾の幼虫が大量発生し、幼虫が蛾になる前にすべての枝を切り落としました。でもすぐに育つ強い木です!沖縄の県花「デイゴ」と間違えられやすい(笑)
こちらがその「デイゴ」。沖縄の県花です。このデイゴの花がたくさん咲くと、沖縄では台風の当たり年と言われています。見ごろは5月~7月頃。花言葉は「夢」。THE BOOMさんの「島唄」の歌詞で有名になりました。
「月桃(ゲットウ)の花」。見ごろは4月~7月。沖縄では月桃の事を「サンニン」と呼び、邪気払いの草木とされています。健康長寿の祈願や赤ちゃんが生まれた時に、この月桃の葉で包んだお餅「カーサームーチ」を食べる習慣もあります。月桃の葉の香りが独特なので、虫よけに使われる事も。花ことばは「爽やかな愛」。
「アラマンダ」。黄色のハイビスカスと間違いやすいけど、よーく見ると花びらの形がハイビスカスとは違うんです。見ごろは4月から11月。花言葉は「恋に落ちる前」。ロマンティック!
「フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)」。風鈴に似ていることからこの名前がつけられました。この花は、ハイビスカスの仲間で、ハイビスカスの事も「ブッソウゲ」とも呼ぶそうです。色や形が珊瑚に似ていることから「コーラル・ハイビスカス」とも呼ばれています。花言葉は「繊細な美しさ」。見ごろは6月~9月。
「テッポウユリ」。5月~6月にかけ、街なかでも白い可憐な花を見る事ができます。別名「リュウキュウユリ」とも言われ、GW前後には、毎年伊江島で「伊江島ゆり祭り」が開催されています。花言葉は「純潔・無垢」。
★ 第25回「伊江島ゆり祭り2020」へ100万輪のゆりを観に行こう!の記事はこちら!
「サガリバナ」。夜中に咲き朝には散ってしまう花で、見ごろは6月~7月。花びらは明け方には散ってしまいますが、翌日には別のつぼみが次々となるので、ほぼ毎日のように観賞できます。サガリバナ散り際も美しく、宮古や石垣島では花びらが川辺に浮かぶ光景が観られ、とても幻想的なのです。花言葉は「幸運が訪れる」。
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「ナイトジャスミン」。こちらも夜にしか咲かない花です。和名は「夜香木(ヤコウボク)」。その名の通り夜になると、芳香の強い花を咲かせます。咲いた花は明け方には閉じて、夜になって再び開く。それを2~3回繰り返すと開いたままになり、翌日には落ちてしまいます。適温であれば通年開花するそう。この花の香りのよさは天下一品。うっとりするくらいいい香りです。香りがしてないと見逃してしまいそうな花ですが、一度は匂ってみてほしいなぁ。花言葉は「高貴なこころ」。
「ニチニチソウ」。ニチニチソウは、夏の炎天下にも元気いっぱい、微笑むように咲く花です。沖縄でもよく見かける花。ニチニチソウ(日々草)という名前のとおり、最盛期には毎日次から次へと花が開き、半年近く咲き続ける事も!花言葉は「楽しい」。
那覇の国際通り界隈でも、色んな花を見つける事ができます!ぜひ散策途中に沖縄の花を楽しんでくださいね~!!