沖縄REPEATの久米島観光情報をもっと充実させたく、2/2~2/4の3日間取材旅を敢行しました。今回の久米島取材旅は、レンタカーを使って、一周約20km(約40分)の周回道路を中心に走り、久米島町観光協会の協力も得て、情報を集め、体験中心のスケジュールを楽しみました。
東京/羽田空港発6:15 JAL便にて那覇空港着9:10 琉球エアコミューターに乗り換え10:30発、久米島着11:05。
那覇空港を飛び立つRAC(琉球エアコミューター)便は、客席50席のプロペラ機(DHC-8-Q400CC)後部に貨物席を広く取って、久米島産の車エビ、海ぶどうなど運搬できるようになっています。ハテの浜上空を飛びながら、久米島に到着。
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美しい海に囲まれた久米島。そこには海だけでなく、たくさんの植物、久米島固有の生物が生息する大自然の深い森があります。そのひとつが、久米島の北西部にある宇江城岳(うえぐすくだけ/標高約310メートル)を源流とする「ニブチの森」です。そのニブチの森を地元ガイドの保久村昌欣さんに案内していただきました。
「ニブチの森」は、2008年にラムサール条約に登録され、渓流、湿地帯で、面積は2.55k㎡、島全体(59k㎡)の4.3%を占めています。森林や河畔林が発達し、良質な水が渓流として流れ、世界で久米島だけにしか生息していなくて、絶滅の恐れがある固有種の重要な生息地になっています。
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沖縄の地酒といえば琉球泡盛。久米島には2つの対称的な酒造工場があります。一つは小さな家族経営の酒造工場「米島酒造」、もう一つは泡盛酒造工場の中で最も大きな「久米島の久米仙」。その小さな米島酒造は、家族中心に泡盛造りを行っていて、ゆっくり時間をかけ、手作りするこだわりの酒造所です。説明してくれているのは、米島酒造の4代目田場俊之社長。20歳の時、祖父、父と三代の泡盛造りに入ったそうです。
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じんじんロードは、昭和の雰囲気ただよう商店街。その中でもひときわノスタルジックな佇まいの「玉寄スーパー」は、久米島の魅力がたっぷりつまったお店です。まず店内はいるとすぐに目に留まるのが、様々な種類のお惣菜コーナーです。揚げ物やお弁当など手軽なお値段でところ狭しと並んでおります。
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1日2組限定のこのレストランでは、星空の下で、旦那様の重信さんがバーベキューを担当、その他の料理は、奥様の京子さんがこだわりの沖縄の食材を使った沖縄料理をふるまっています。まず、最初は旦那様が釣ったグルクンの唐揚げです。お外のキッチンで、調理していただきました。まず驚いたのがその大きさです。通常の1.5倍はあります。食べても食べてもなくなりません。でも美味しいので、頭の先から尻尾まですべて平らげました。
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久米島は、街灯も少なく、高い建物がなく見晴らしも良いので、美しい満天の星空に出会える場所。そんな美しい星空と一緒に写真撮影出来たらいいなと思いませんか?この通りビックリするほどの美しい星空撮影してもらったんです。
オリオン座、冬の大三角(こいぬ座のプロキオン・おおいぬ座のシリウス・オリオン座のペテルギウス)、天の川がキレイに写ってます。砂浜と海と地平線までハッキリと見えますよね。地平線の向こうの灯りは、なんと100km離れた沖縄本島・那覇の灯りなんだとか。月が沈んでから撮影開始です。
★久米島で感動!満天の星空をバックに撮影ツアーの記事はコチラです。
ハテの浜ってずっと一本につながっているんじゃないんですよね
一番右の大きいのが「奥の浜」ともいわれる大きい島。これを「ハテの浜」と言うこともあるようです。
そして、真ん中の「中の浜」、左の「前の浜」と3つに分けて呼ばれています。グラスボートでウミガメが泳ぐ改訂を見ながらハテの浜を目指すのか、スピードボートでハテの浜の時間を満喫するのか、どちらを選びますか?
★久米島「ハテの浜」は島が3つある!?どこを選ぶ?の記事はコチラです。
浦島太郎に迎えられる先は、久米島ウミガメ館。すぐ近くにあるのが、海洋深層水のバーデハウス、そして畳石。
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久米島で人気№1の沖縄そば店といわれる「やん小~(やんぐゎ~)」。自家製麺。自家製麺に久米島島内産の食材を使う久米島最強の味。沖縄らしい古民家で昼の3時間だけ営業しているため、混雑必至です。
★久米島・沖縄そばはココが一番!「やん小~」の記事はコチラです。
久米島は車エビの生産量全国No.1なんです。
車エビと言えば『姿の伊勢海老、味の車エビ』と称される程の高級食材!!そんな久米島の車エビを養殖場、沖縄そば店、ラーメン、居酒屋と車エビ三昧を楽しんで来ました!
★久米島の車エビ三昧!うまい車エビを食べるならココ!の記事はコチラです。
久米島で絶景ポイントのひとつ、比屋定(ひやじょう)バンタは、海抜200m、2kmにおよぶ断崖絶壁から、ハテのは浜はもちろん、天気が良ければ、渡名喜島や粟国島、慶良間諸島などの遠い島々も望むことができる景勝地です。久米島北東部に位置し、久米島内を1周できる道路沿いにあります。
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泡盛業界№1の売り上げの「久米島の久米仙」。 名前の通り久米島にあります。株式会社久米島の久米仙が作る銘柄も「久米島の久米仙」。どうして「久米島の」がつくの?の疑問にも触れながら、美味しい泡盛ができる酒造工場を島袋淳也常務に案内していただきました。
イーフビーチエリアにある宿泊先からも近い『海鮮居酒屋 海坊主』へ。「活き車エビ入荷」の看板を見て、プリプリの車エビを肴に久米島の泡盛をいただこうと。店内にはカウンターがありお寿司のショーケースも。メニューには高級魚のマクブやアカマチ等をネタにした寿司盛り(1800円)もあり、ちょっと贅沢な気分が味わえます。
★久米島の車エビ三昧!うまい車エビを食べるならココ!の記事はコチラです。
沖縄の伝統的な揚げ菓子「サーターアンダギー」作りを久米島のお母さんに教わってきました。沖縄に行くと、飲食店や商店の店頭などでよく見かけますよね。あの丸い揚げドーナツです。こちらでは縁起の良いお菓子とされ、結婚式など祝い事でも振る舞われるそうです。
★久米島で沖縄のサーターアンダギー作り体験の記事はコチラです。
久米島名産「車エビ」を食べるなら、刺身、塩焼き、天ぷら・・・いろいろありますが、もう一つの久米島名物「沖縄そば」とドッキングした「車エビそば」。この車エビそばが世界グランプリを取ったとなると食べに行くしかない!!
★車エビそばで世界グランプリをとった久米島「笑島」の記事はコチラです。
久米島で養殖されている海ぶどうは、養殖生産量日本一とも言われ、水温、水質を管理されながら、選定されたものだけを出荷しているので品質が良いとのこと。そんな久米島の海洋深層水を利用して養殖された「球美の海ぶどう」養殖場にお邪魔し、試食、そして摘み取りと選別作業の体験をさせていただきました。
★久米島のプチプチ海ぶどう養殖場見学と摘み取り体験の記事はコチラです。
久米島空港発16:50 琉球エアコミューターにて那覇空港着17:25、18:50発JAL便にて羽田空港着21:10。スケジュールてんこ盛りでしたが、充実した3日間。振り返ってみれば、鍾乳洞のヤジヤーガマからミーフガー、眺めが最高な登武那覇城、お化け坂、久米島博物館・・・と立ち寄りたかったところがまだまだあります。再度、久米島へを誓って取材旅を終えました。
久米島町観光協会「家出旅ー久米島の旅遊び」のHPはコチラです。
体験レポーター:青木さなえ・MAYA